歳を取ったら仕事はどうする?レジ打ちや品出しだけじゃない、60歳以降にオススメの仕事3選_img0
 

高齢者の就業率は20年連続で増加しており、65〜69歳の就業率は52%ということをご存知でしょうか(総務省統計局「高齢者の就業」より)。就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は13.5%で、今や就業者のおよそ7人に1人が65歳以上となっています。そこで今回は、独自の視点で選んだ「60歳以降にお勧めの仕事」を3つご紹介します。

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シニアが働く理由


先日、50代の女性から「60代になっても自分にできる仕事はあるのだろうか」と相談を受けました。その方は、歳を取ってもなるべく他人の手を煩わせないように、介護されないためにも働き続けたいと思っているとのこと。ちょっとしたパートでもいいので、長く勤められるようなものがあれば始めたいとおっしゃっていました。

この方のように、健康維持のために働くシニアは増え続けています。株式会社リクルートの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」が55~74歳の男女を対象に行った「シニア層の就業実態・意識調査2023」では、仕事をしたい理由は経済面のほか、「健康維持のため(38.0%)」や「社会とのつながりを得るため(32.5%)」が上位に挙がっています。

また、65歳以上の就業者のうち、非正規の職員・従業員は76.8%を占めており、パート・アルバイトの割合が52.7%と最も高くなっています(総務省統計局「高齢者の就業より)。

筆者は大手電機企業の系列会社に勤務していて、70歳まで雇用は保証されています。ただ、そうは言っても60歳から大幅に収入が下がるので(60歳定年時収入の40〜60%)、退職を選択する人も一定数はいます。

シニアにお勧めの職種というと、ドライバー、警備員、レジ業務、清掃、介護などがあります。実際これらの職種は多くの募集がありますが、今回は少し思考を変え、仕事的に責任はあるものの、比較的始めやすく、ある程度まとまった収入になるものに的を絞ってみました。

どの職種も60歳以降でも問題なく働き続けることが可能です。そこそこの収入が入って動くことで健康にもなれる、そしていつまでも人や社会と何かしらつながりを持ち続けることができる、筆者お勧めの仕事をご紹介します。

 
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