エコラグジュアリーな、
SONEVA KIRIでのステイ

エコとサスティナビリティをテーマに、モルディブに続き、タイにSONEVA KIRIがオープンしたのは、今から約8年前。タイのバンコクから、リゾートのセスナ機で1時間ちょっと。リゾートの滑走路からプライベートクルーザーに乗って15分ほど。日本からだとトランジットも入れて、12時間ほどかけて、SONEVA KIRIに到着します。クルーザーの中では、プライベートバトラーの女性(丸顔の、少し日本人にも似た、アイチャンという女性♡)に、靴を脱ぐように促されます。そう、SONEVAでは、ノーシューズ。裸足で歩きましょう、自然の力を感じ、ストレスをリリースしましょうというコンセプト。NO SHOES NO NEWSだそう。

ロビーもなく、チェックインも部屋で。通されたのは、5人家族だから、2ベッドルームのヴィラ。屋外シャワー、室内シャワー、アウトドアバス、ドレスルーム、パウダールーム、ストレッチルームとあるので、かなり広い♡ 華美な装飾や色、デザインを一切排除したヴィラは、自分がまるで自然の一部になったような感覚で、本当にリラックスできます。いつもは子供たちも、何かにつけ文句を言うのですが(笑)、今回は全くなし。東京生まれ、東京育ちの彼らが、Wi-Fiもほとんどつながらない(部屋とメインレストランくらい)環境で、どんなふうに楽しむのかも、見ものだなあ、と。

テレビやコンセント、電話なども、極力隠すようなインテリア。私と夫がステイしたマスターベッドルームでは、テレビを一度もつけませんでした。アメニティも、なるべくオーガニックで自然に近いもの。ここにある生態系を壊さないような繊細な配慮がされています。食事は、トラデイショナルなタイ料理や、イタリア人シェフや日本人シェフが作るインターナショナルキュイジーヌなど、本当にヘルシーでシンプル。

施設内でオーガニックの野菜を栽培し、それを朝食のバイキングや、もちろんランチやディナーでも頂けます。ジンジャーティや果物や野菜を使ったエナジードリンクなど、飲み物の種類も豊富。朝食だけで、数時間過ごしてしまいます。

ドレスコードもないので、みなさん、思い思いの格好でのんびり過ごしていて、そこも、なんだかリラックスできる要因なのかもしれません。時に、リゾートのドレスコードって難しくって。スリッパ(ビーチサンダル)NGとか書いてあるレストランもあるし。

長女は私たちと、ゆっくり話もできたし。息子は、クルーザーで7分ほどの場所にある、リゾートのプライベートビーチで思う存分遊べたし。末っ子は、ゲストは無料で利用できるキッズプログラムで1日楽しんでいたし。もう、家族全員が大満足(様々出かけましたが、なかなかそんなことってない)♡ モルディブのSONEVAに、次は行ってみたいなあ、と妄想中。どこかゆっくりできて、何なら滞在中に健康になれて――とういう場所を探している方にはぴったりです!

ここには書ききれない情報はまた、次の機会に!

大草 直子

  • こんなふうにジャングルの中に、SONEVA KIRIはあります。夫は野生の猿を見たそう。空気が濃い!
  • ヴィラ内にあるストレッチルーム。高校生の娘もヨガにトライ。もちろんスパでヨガレッスンもやっているのですが、Dr.でもあるインストラクターに、プライベートレッスンも受けられるそう。
  • これが、SONEVA KIRIの目玉(笑)!ツリーハウス。このまま、地上15メートルくらい上がります。定員4名なので、我が家は女子、婦人チームと男子、紳士チームに分かれました(笑)。ラムや白身の魚のグリルなど、本格的な食事が楽しめます。朝食、昼食、ハイティー、夕食とありますが、なかなか予約がとれないので、興味のある方はお早めに!
  • これは、チョコレートルーム。全てインクルードなので、好きなときに好きなだけ。我が家は3時のおやつと、夕食後のデザートで利用。隣には、フレッシュでヘルシーなアイスクリームバーも。
  • ライブラリーの一角。けたたましい音楽も一切なし。ドレスコードやスケジュールに追い立てられることもなく、とにかくゆっくり過ごせるのが嬉しい。
  • メインダイニングに向かうパスも、自然になじむ配慮が。高校生の娘と着たのは、マリハのドレス。ナチュラルな素材感で、本当に気持ちが良い!