小6長男の卒業式へ。
家族全員大集合
冷たい雨の降る、20日(火曜日)、長男が6年間通った小学校の卒業式へ。両親への挨拶や、英語でのお別れの歌など、学校の特徴を表した、とても厳かで素敵なお式でした。長女の日南子も参加し、涙あり笑いありの1日になりました。
我が家の3人の子供たちは、それぞれの進むべき道、個性、「足りないもの」を考え、違う学校へ――と考えています。幼稚園も2園、そして、小学校も2校、と、全員別に、というわけにはいかなかったのですが、違う進路を選びました。先に述べた、子供それぞれの可能性を考えて、ということもあるのですが、その子に一番合った、本人がコンフォタブルに感じることができる環境を、と考えた末のことでもありました。
というのも、私は小学校から高校まで附属の学校に通っていたのですが、小4の時にいじめによる不登校になり。半年学校に行かなかった時期があるからです。世間的に言うと、「良い学校」でしたが、その時期の私にとっては「良い学校」ではありませんでした。家族や先生、もちろんクラスメートの理解や協力があって、半年後には復学することになるのですが、この時のトラウマやつらさを思い出すと、今でも肩のあたりがぞっとするほどです。そんなこともあって、我が家の子供たちには、とにかく楽しく学校に行ってほしいと思っています。熱がないのに「学校に行きたくない」と言わなくても良い環境を、と思っているのです。息子は、熱があっても、インフルエンザと診断されても、「学校に行く」と言うほど、楽しくて居心地の良い6年間を過ごさせてもらいました。
毎日のように先生から注意やお叱りのお電話を頂いた時期もありましたし、夫と揃って謝りに行ったこともありましたが。
ご指導いただいた先生方、気にかけてくださった校長先生、そして小さな学年で兄弟のように育ったお友達。そして、なかなか学校に行かれない私に代わって見守って下さったお母さま、お父さまたち。もちろん、祖父母。毎日笑顔で学校に通った息子に、感謝の気持ちしかありません。
あの小さかったやんちゃな男の子が、もう、私の肩上くらいまで背が高くなり、卒業式の後に、感謝とこれからの決意を書いた長い手紙をくれました。
本人の希望により、中学の1年間は、アメリカへ行くことになりました。アメリカと日本のダブル国籍、という彼のアイデンティティーを考えても、この選択は必要であり、私たち家族も心を決めて応援しよう、と思っています。
子供は育ちます。親も、成長しなくては。彼らの力強い目を見ると、いつもそう思います。私も、今年は何か新しいことを――と考えています!
さて。この日のコーディネート。よく見えなくてすみません。シルクのブラウス、ネイビーのマリンパンツ、共にドゥロワーのものです。イベントやブランドディナーなどにも活用できるな、とシックなネイビーを選びました。肌の露出を最小限に、素材の美しさと深い色で、私なりの華やかさとお祝いの気持ちを表現しました♡
ブラウス、パンツ/ドゥロワー
ブルゾン/セリーヌ
バッグ/マルニ
パンプス/マノロ・ブラニク
Comment