私がライターになった2003年はセレブブームの真っ只中。キャメロン・ディアスやヒルトン姉妹、ヴィクトリア・ベッカムなどが次々ブレイクし、彼女たちが流行らせた、派手なカラーのトップスにショーツが見えそうなローライズデニムを履いたL.A.カジュアル全盛期でした。当時、アイドルの最高峰といえば、ブリトニー・スピアーズ。アメリカにはこんな可愛い顔の女の子が居るんだ、しかも歌も上手くて声も可愛いなんて、世界は広いのぅ、と思っていたものでした。
しかしその後、ブリトニーはバックダンサーのケヴィン・フェダーラインと結婚→離婚後奇行に走り、リハビリ施設に。さらにはリンジー・ローハンやミーシャ・バートン、ニコール・リッチーなど、一世を風靡していたヤングセレブたちも次々に飲酒運転などで逮捕されて刑務所に入るなどして世間を騒がせたあと、さらにその後現れた「ファッション・ブロガー」たちにファッション・リーダーの座を奪われて、日本でのいわゆる〝海外セレブブーム〟は収束を迎えました。
そんなセレブブームをリアルで味わったミモレ世代には嬉しい、2000年代に人気だったセレブの復活のニュースがここに来て続々(嬉)。
まずはブリトニー。あのケンゾーの新キャンペーンのモデルに起用され、おしゃれアイコンとして大復活。巨匠カメラマンのピーター・リンドバーグが撮影した広告写真がインスタグラムで公開されています。
キャップをかぶって、ウエストが見えるクロップド・スウェットを着たブリちゃん(って呼びますよねミモレ世代なら!)は、あの頃の、そう、2000年代初期の海外セレブのイメージそのまま。
アレ? ブリちゃん、こんな顔だったっけ?
私の目は、相変わらず引き締まったブリちゃんのウエストに釘付け。でもアレ?
ちょっと待って。ブリちゃん、こんな顔だった? 顔が変わりすぎなんじゃあ……。
と思ってブリちゃんのインスタで現在の画像を確認したところ、
こちらが今のブリちゃんの近影のようなので、広告画像がフォトショップで修正されているだけなのかも?
そしてもうひとり、最近ニュースでよく名前をみかけるのがパリス。先日は婚約者からもらった2億円の婚約指輪をマイアミのクラブでなくしたと大騒ぎしたことが報じられていましたが、2003年から2007年に放送されていた人気リアリティ番組『シンプル・ライフ』の続編の話があるそう。
『シンプル・ライフ』は、超お嬢様のパリスとライオネル・リッチーの娘、ニコール・リッチーが、庶民のする生活を体験するという内容で、この番組でふたりは大ブレイク(懐かしい……!)。
先日TV番組に出演したパリスが、「番組のリブートの計画を打診されたの」と明かしてわかったもので、でも今のところ、「忙しくて農場に行ったりするヒマはなさそうだわ」とのこと。ニコールがジョエル・マッデンと結婚してから、パリスと仲良くしているという話は全く聞かないし、ふたりの友情もセレブブームの終焉とともに終わってしまったのかしら。
ファッションのブームは繰り返す、というけれど。懐かしのセレブブームもリバイバル、となるか!? 乞うご期待なのであります。
相変わらずのパリスたん(となぜか呼びたくなります、彼女に限っては)。
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