前回のキャメロンに続き、昔は暴れん坊だったアラフォーセレブのエイジングにまつわる名言をご紹介したいと思います。今回は現在42歳のアンジーことアンジェリーナ・ジョリー。
アンジーは、若い頃はナイフを集めていて自傷癖があったり、2000年〜2003年に結婚していた俳優のビリー・ボブ・ソーントンとお互いの血を入れたカプセルのネックレスを首から下げていたりとエキセントリックな生き方をしていました。それが元夫のブラピと結婚してからはすっかり落ち着き、6人の子供たちを育てるお母さんに。まあ、結局その幸せな結婚生活も2016年9月に終わりを迎えたのですが……。
そんなアンジーがつい最近、『In Style』誌のインタビューでエイジングについて語っていました。
「鏡の中の自分を見ると、歳をとればとるほど、どんどん亡き母に似てきたなと思うわ。とても温かい気持ちになるの。自分が歳をとっていることがわかるけれど、それは生きてる証しで愛すべきことだと思ってる。生きているからこそ年をとるのだから」
外見が衰えることについては、
「もちろん妊娠してからぼつぽつとシミができるのは嬉しくないし、いろいろ欠陥も出てくるけど、作りとか外見ではなくて、歳をとって私の中に自分の家族が見えるようになってきたのが嬉しい」
と、ポジティブな考え。
少し前のインタビューではこんなコメントも残していました。
「私は歳をとったと感じるし、歳をとるごとに落ち着いたと感じているわ。自分が成長したことを幸せだと感じている。もう一度若い頃に戻りたいとは思わないわ」
でも荒ぶっていた若い時代を過ぎてこんな風にアンジーが思えるようになったのは、自分の母親のようにガンになることを恐れて卵巣と卵管、そして乳腺を除去する手術を受けたアンジーに対し、常に温かく変わらない愛情で支えてくれたパートナー、ブラピの存在が大きかったのは明白。その証拠に、同じインタビューでは「ブラッドは私に、彼が愛しているのはスマートで有能で家族を愛する女性であり、フィジカルな身体だけのことではないということを明確にしてくれたの」と語っています。
世の中には独身主義者の方もたくさん居ると思うし、誰かが居ないとダメだという考え方は良くないのかもしれないけれど−—やっぱり、アラフォーを過ぎて、アンジーに対するブラピのように、自分の外見や肉体が老いてもなお慈しんで支えてくれるパートナーが居ることの安心感って、本当に大きいなあとバツイチシングルの私はしみじみ思います。
ブラピとの離婚理由は彼のアルコール依存だったという説もあるけれど、今ではがんばって克服したみたいだし、お互いまだ新しい本命にも出会えてないみたいだし。いちばん辛い時期を一緒に乗り越えたパートナーとして、もう一度やり直すっていうチョイスはないのかなぁ、などと、勝手な願望を抱いてしまうのでありました。
Comment