
買ってからしばらく経つのですが、ゴヤールでバッグのマーカージュ(アルファベットやライン等を入れて、自分の目印をつけること)をオーダーした時のことが興味深かったので、書きたいと思います。
まず、バッグ選びですが。。。小さなお洒落バッグが流行る中、どうしても荷物が多めの外出というのはあるなと。運動をする際の着替えやシューズ、幼稚園関係の物(上履きやプリント類)、マイボトルに加え、子どものおやつ、などなど。
そんな時、ナイロンのリュックでも良いのですが、スニーカーやデニムを履いていると、カジュアルの度合いが過ぎてしまうこともあり。今さらながら、のサンルイ。
バッグ本体の色選び
次に渡仏するまで待てなくて、サンルイの小さい方を買うことにしたものの、色選びには結構迷いました。他人とかぶりにくいけれど、服などに合わせ易そう、という理由で、ボルドー。ネットで見ていたボルドーよりも赤味が少ないように感じたので、店員さんに訊ねたところ、他の色も時々微妙なトーンを変えているとのこと。私のボルドーは、ダークブラウンの感覚で使えて、それでいてコーディネートに少し赤味を差せるところが気に入っています。
ちなみに、「goyard celebrity」でネット検索すると、海外の著名人たちがマーカージュされた色とりどりのゴヤールのバッグと写っている画像が出てきて、そのコーディネートを眺めるのも、結構楽しいのです。ちなみに大草編集長の黒のサンルイも、ミモレで拝見したことがあります。
いざ、マーカージュ
マーカージュは、事前にゴヤールのサイト上で、アルファベットやラインの色を、バッグの色と組み合わせてシミュレーションできます。
私の場合は、ボルドーが入荷後、マーカージュ注文のため、再び日本橋高島屋内のゴヤールへ。その際、相談用のデスクを開けておくため、事前にアポを取ることを勧められます。最初のアポは、子どもが急に体調を崩し、当日朝にキャンセルさせてもらうことに。日を改めて伺ったところ、お店の方の第一声は「お子様は大丈夫でしたか?!」このような接客には、グッときますね。
その場でマーカージュを想像し易いように、色や大きさを違えたアルファベットなどがペイントされた透明なアクリル板のような物をバッグの上から当てる、ということもしてくれます。イニシャルは、およその位置を指定すれば、後は職人の方がバランスが良く、皺の寄りにくい場所にペイントしてくれました。

日本でマーカージュを任されている職人さんは腕が良いため、わざわざフランス本国から、マーカージュのために来日されるお客さんもいるとか!また、一度マーカージュを体験したお客さんは、バッグに愛着が湧き、また希望される方が多い、ともお店の方から聞きました。

一ヶ月後に仕上がってきたバッグ。とにかく使う頻度が高いです。
それでは、良い週末を!
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