6月末で編集長を卒業します。
新生ミモレは大森先輩がリーダーに♡

こんにちは。昨日の土砂降りが嘘のように、朝から晴れ渡っています。なんて気持ち良い木曜日でしょうか。

今日は、少し長くなりますが、皆様にご報告をさせて頂きます。

今年の6月30日で、編集長を卒業することになりました。スタイリストとして、もっと手を動かしたい、という希望や、個人的にも色々なことに挑戦したい、という思いを、ミモレ編集部には理解してもらい、有り難く思っています。

2015年1月にオープンしたミモレ。準備期間も含めると、4年近く編集長として仕事をさせて頂いています。ミモレと言うタイトル決めや、もちろんコンセプトを考えたり。サイトのデザイン、著者陣のラインナップに至るまで、こんなにたくさんの時間を費やしたメディアはもちろん初めてでした。この作業は、ミモレ世代の私自身が、今の自分だから楽しめる景色や、これからのキャリア、人生を今一度考える――というプロセスにもなりました。

7月以降のミモレのリーダーは、スタート当時から共に走り続けた大森にバトンタッチします。私が発信してきた価値観や方向性に、大森や他の編集者の感性やメッセージが、立体的に加わります。さらに、その表現方法は、スタイリストの私だからこそファッションを通じてが多かったのですが、大森ならではの美容やキャリア、サブカル(笑)?と多岐に渡るでしょう。

メディアやメッセージ、価値観は生き物です。根幹は変わらずとも、常に変化し、成長前進するものです。私も新しいミモレを心から楽しみにしています。

私自身は、もちろんミモレから離れてしまうわけではなく、コンセプトディレクターという、もう少し自由な立場で、たくさんの情報や思いをシェアしていかれたら、と思っています。ダイアリーに代わるエッセイや、特集記事など、また違う発信の仕方を考えています。

編集部のみんなをはじめ、ミモレを通じて知り合ったスタッフ、考え抜いたメッセージや言葉、そしてサイト上で、もしくはイベントなどでご縁ができたたくさんの読者の皆様は、「宝物」です。これからも続く、長い道のりを歩くときに、間違いなく私の「お守り」となり、「道しるべ」になってくれると思います。

6月末までは、編集長としてしっかりと仕事をしていくつもりです。

ミモレを読んで下さっている皆様には、卒業のタイミングで、たくさんの「ありがとう」を言わせてください。

様々な引き継ぎの関係で、スタッフの方々にもお伝え始めています。大切な読者の皆様にもこのタイミングで、と今日の記事になりました。

6月末まではもちろん、どうぞ、これからもミモレを宜しくお願いいたします。

言葉では言い尽くせない、心からの愛を込めて。

大草 直子