おみくんさんからの質問
Q. 理想が高く頑固な娘との
コミュニケーションの取り方が知りたいです。

ずっと昔から犬を飼いたいと思っているのですが、高校生の娘が反対しています。家を出て祖父母と暮らす、と言い出すほど嫌なようです。小・中学生の頃は犬の散歩体験をしたこともあるので、急に犬を嫌いになった理由が分かりません。娘は頑固で、自分にも他人にも厳しいところがあり、自分の気持ちをなかなか語りません。「なぜ飼うのが嫌なのか」、「今後も気持ちは変わらないのか」などと聞いてみたいのですが、なかなか難しいです。犬を飼う云々はさておき、理想が高く頑固な娘とのコミュニケーションの取り方が知りたいです。ちなみに夫と小学生の息子は犬を飼うことに賛成です。(46歳)

特別ゲスト 佐々木圭一さんの回答
A. 娘さんの“認められたい欲”を満たす
尋ね方をされると良いでしょう。

娘とのコミュニケーションって難しいですよね。私にも6歳と3歳の娘がいるのですが、早くも戸惑うことばかりですから。

上記のように本音が分からないとき、つい

×「ちゃんと理由を言わないとわからないでしょ」

などと言ってしまいがちですが、そうすると娘さんはさらに意固地になってしまうことでしょう。まずは、「そっか、アナタは反対なんだね」「犬を飼うのも、いいことばっかりじゃないもんね」と娘さんの気持ちを受け止め、共感の言葉を掛けてあげると良いのではないでしょうか。

そのうえで、是非下記のように伝えてみてください。

◆◆(娘さんの名前)ももう大人なんだし、考えを尊重したいの。何でそう考えたのか、理由を話してくれない?」

高校生ともなれば、考え方も感じ方も「大人」に近づいているもの。「あなたの考えを尊重しているよ」と、娘さんを大人として扱い、認めてあげることがとても大切なのだと思います。もともと人は、誰しも「認められたい」という本能を持っています。その本能に働きかける“伝え方の技術”が、「認められたい欲」に働きかけるというもの。不思議なもので、人は期待されるとその通りに動きたくなるものなのです。

良かったら“認められたい欲”に働きかける伝え方で、娘さんの本心を尋ねてみてください。
 

PROFILE
  • 佐々木圭一(ささきけいいち)コピーライター、上智大学非常勤講師。博報堂を経て(株)ウゴカスを設立。博報堂入社後、コピーライターの部署に配属されるものの、伝えることが得意でなく、ストレスから1年で15%の体重増に。そこから、伝えることには技術があると発見、人生が変わったという経験を持つ。その技術を綴った著書『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)はベストセラーに。他に『伝え方が9割2』『まんがでわかる 伝え方が9割』がある。 この人の回答一覧を見る
 取材・文/山本奈緒子 

 

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