「シンプルなおしゃれが寂しげに見える」「年相応の華やかさがわからない」というお悩みをもつ八重樫智子さん。前回に引き続き、スタイリスト室井由美子さんがおしゃれをお見立てしていきます。
お仕事では、「頼りがいのある人に見られたい」「清潔感を大事にしながらも、少しでいいので個性がほしい」という八重樫さん。
今回のお見立てするにあたって、まず軸に置いたのは「いつものジャケットを羽織りにする」こと。袖を通すよりも、こなれ感をより出すことができます。
Tシャツ¥8000/アッパーハイツ、スカート¥21500/ラシュモン、バングル¥33000/エディ ボルゴ、ジャケット・サンダル/私物
愛用しているいつものジャケットを肩掛けに、白いTシャツでシンプルに引き算。いつもなら小物やインナーで華やかさをプラスしていたところを、着映えする裾プリーツのマキシスカートを投入。ハンサムな女らしさのあるジャケットコーディネートをご提案してみました。羽織ったとき、ジャケットの袖はまくっておくのもポイントです。
「普段お使いのジャケットですが、羽織ることでぐっとムードが変わります。こなれ感がでるだけでなく、袖を通さないことで、腕を見せることができ、華奢さも演出できます。また、今年のジャケットコーデで合わせたいのがマキシ丈スカート。普段はあまりスカートをお召しにならない方でも、脚を出さないのでチャレンジしやすいと思います」(室井)
「スカートは甘すぎないシルエットなので、辛口派の私もトライできます」(八重樫さん)
「配色ですが、ベーシックな黒と白をベースに、夏にピッタリなテラコッタカラーをチョイス。華やかさもあり、ベージュ感覚で取り入れられるので簡単です。足元をヌーディなサンダルにすると、脚長効果もあります」(室井)
次回(7/25)は休日コーデ編をお届けします。おたのしみに。
構成・文/昼田祥子
Comment