先日、同窓会に出席してきました。出席理由は以前に書きましたが、とにかく会場に一歩足を踏み入れるまでは「誰にも分かってもらえる気がしない」と緊張し、幾度となく引き返そうかと思っていました。

配られた名簿を見ながら、記憶をたぐりよせる作業はなかなかに感慨深かったです。ちなみに、ずっと話していた相手をまったく思い出せず、翌朝目が覚めた瞬間に「あっ!」と記憶が走馬灯のようにカムバックした人が2人いました(苦笑)。


けれど、幹事を務めていたバスケットボール部時代のチームメイトに受付台の前で「葉子ちゃん! 来てくれてありがとう。すぐ分かったよ」と声をかけられ、一気に安堵。気がつけば、4次会までの12時間(車できていたのでアルコールを一滴も飲まずして!)、あっという間の時間を過ごしました(苦笑)。

行って良かったな。それが素直な感想です。

忘れていた自分のエピソードを聞いたり、人生でいちばん最初に自分のお金でバレンタインのチョコレートをあげた相手に会えたり、恩師の挨拶でどうしようもなく大変な学年だったという苦労話を聞かされ爆笑したり(いや、本当にヤンチャな生徒が多く、『スクールウオーズ』や『積み木くずし』、『金八 第2シリーズ(腐ったミカンの加藤の代の話ですね)』さながらの中学校だったんですよ。あの日々を笑い話に昇華できるって、30年の月日って本当に偉大!)、部活の恩師に感謝の言葉を伝えられたり、見た目こそ変われど(お互いさま笑) 内面はほぼ変わらない昔の友達とこの30年に何があったかの話ができたり、当時はほぼ話したことのなかった同窓生と現在の趣味の話で意気投合できたり……書ききれないくらいの素晴らしい時間を過ごせました。

海上自衛隊に入隊した同窓生のスピーチ風景。「昔から真面目で正義感が強かったよな〜」としみじみ。震災での復興支援や南極での活動のこと。はたまた、安倍内閣のことをどう思っているのかをずっとインタビューしてしまいました。


そして、何より出席して良かったと思ったのは、母親が嬉しそうだったこと。

「縁を切りたい」とばかりに地元との交流を結果的に絶ってしまっていた私が、自ら同窓会に出席。同窓会の翌日、旧友と親交を深めたエピソードを聞いている母は本当に嬉しそうでした……「本当に今までごめんなさい」という気分に。44歳にして、こんな気持ち、初めてです(苦笑)。

そして、タイトルの件。ずっと『東京ラブストーリー』ブームが続いているので恐縮です。晴れて初恋の相手でもある幼馴染みと復交したことをここにお知らせしたいと思います(笑)!

追伸:同窓会に着ていく服の質問をよくいただくので先にお答えしておきますと、当日はCOSのオールインワンを着用しました。

今日のお品書き
ミモレの突撃隊長ちあっきー、こと片岡は皆様によりリアルな秋トレンドをお届けすべく、日夜プレスルームで試着をしまくっております。堅実派のちあっきーの審美眼にご注目を!