真冬にデニムパンツをはくとき、足元はどうしたらいいの？ タイツではないし、まさか素足でもない！ ここはやはり靴下の出番です。
でも、どんなソックスを合わせたらいいか分からないと悩んでいる方はとても多いのが現状。そこで、定番のボーイフレンドデニムとスキニーデニムについて、それぞれのソックス選びのポイントをご紹介したいと思います。
ボーイフレンドデニム×パンプスの場合
「ベロアのソックス」で
女らしさを足して
靴下￥1400／タビオ お問い合わせ先／タビオ tel. 03-6419-7676 デニムパンツ／ノーブランド、パンプス／セリーヌ（ともに私物）
ボーイフレンドデニムにショートブーツやスニーカーを合わせるときはソックスはさほど見えませんが、問題はパンプスの場合。ソックスがしっかり見えるのでどんなものを合わせるかによって、全体のイメージが変わってきます。
最近注目なのが「ベロア素材のソックス」。今年らしさもあるし、光沢にニュアンスがあって、上品な足元を演出してくれます。
デニムのざらっとした素材感に、「ベロア素材のソックス」でツヤ感を足すと、コーディネート全体が女らしい印象になるんですよ。あえて、くしゅっとシワを入れるようにはくことで、ベロアに表情をつけるのがポイントです。
スキニーデニム×ショートブーツの場合
色は自由に。ただし
「厚手のソックス」がマスト！
靴下(3足で)￥1000／チュチュアンナ お問い合わせ先／チュチュアンナ tel. 0120-576-755 スキニーデニム／ザラ、ショートブーツ／チャーチ（ともに私物）
スキニーデニムには「厚手のソックス」が似合います。たとえば、サイドゴアブーツなら、スキニーデニムの上に重ねてブーツの履き口からソックスをのぞかせます。ここでも、くしゅっと少したるませるのがポイント。
ソックスがボリュームある靴とスキニーデニムをバランスよくつないでくれ、足元に表情をプラスしてくれるんです。差し色になる赤系のソックスを選びましたが、デニムはなんでも受け止めてくれるので、色は黒でも淡い色でもOK。厚手であることが大事です。靴との相性で選んでみてください。
【番外編】こんなときは何を選ぶ？
＜極寒の日は…＞
あったかウールのソックス
長時間外にいるような日に私がはくのは、アンゴラ混やカシミア混のソックス。足首までホカホカでムートンブーツがなくても暖かく過ごせます。白スニーカーではくことが多いので、ソックスはベージュ系やモーヴ系にしてコントラストをつけ過ぎないようにしています。
＜オケージョンには…＞
細かな編みタイツ
パーティなどオケージョンのタイツは、ほどよい華やかさがあるものを選びます。私が愛用しているのは、とても細かなネットタイツ。遠目だと薄手の黒ストッキングのように見えると思います。セクシーになり過ぎず、上品な女らしさが好きなんです。オケージョンだけでなく、デイリーでも厚手のタイツを履くにはまだ早いかな、という時期にはいたりもします。タイツ￥3500／ピエールマントゥー お問い合わせ先／ステッラ ピエールマントゥー事業部 tel. 03-3523-9048 スカート／ドゥロワー、パンプス／サンローラン（ともに私物）
いかがでしたか？ 次回（12/19公開予定)は、「スカートに合わせる今年らしいタイツ選び」についてご紹介します。お楽しみに！
取材・文／昼田祥子
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