2019年のはじまり、アイスランド、ブルーラグーンを抱く宿のふかふかなベッドの上で迎えました。カウントダウンはすやすやと夢の中…。
年末はあれもこれもと抱えきれないほどに頭はオーバヒート状態にも関わらず、気力優勢で乗り切ってしまったから身体がシャットダウン⁉︎ 駆け付けてくれた鍼灸師の知人に応急処置を施してもらい、その夜はしっかり眠り、翌日は身体にこころを向けて、いたわるに徹した。そんな私のこころはアイスランドに思い切って舵をとり、大晦日の深夜便で飛んだ。
今回宿泊した、The Retreat at Blue Lagoon Icelandの部屋からの景色
Room no, 129
友人が泊まった2階からの景色もまた違って美しい。
写真に撮るとまるで空に浮かんだ島のようにも見える。
どんな話をしていたかなんて覚えていないほど朗らかに笑ってばかりいたディナーは、気も緩んでリラックス。ジェットラグも手伝って、デザートの前にはうとうととしてしまう、、、ひと休みしてカウントダウンに集合しよう!と部屋に戻る途中、薪をくべる暖炉が暖かなラウンジに引き寄せられて、起きれなかったときのために(笑" …ひとまず乾杯‼︎
宿泊客はみんなブルーラグーンに集い、振る舞われたシャンパンを片手に年越し、賑わう声が少しだけ私の部屋にも届いた。私はやはりベッドの中…
カーテンがあいたままの窓越し、遠くに打ち上がった花火がわたしの足の指先の上でパチパチと煌めいて綺麗で、それを眺めながらまた夢の中へ。
朝方目覚めてテラスに立つと、遠くに薄っすら赤みを帯びたオーロラ。年末に新調した水色のiPhoneXがとらえてくれた。
窓の外はいつまでも真っ暗で夜が明けないまま、時間の感覚を麻痺するような不思議な感じがたまらなく好きだ。ごゆっくりどうぞ。そんな風に言われているみたいで、疲弊させてしまった脳が休めたらいいなと思った。
1日の日照時間が4時間ほどのアイスランドの冬、日の出は11時30分あたり。
後編につづく
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