お気に入り企画メンズスナップ
「さりげない」って、最高の褒め言葉

私的にとっても大好きな企画で、
このまま定例にして、独立したコンテンツにならないかと目論んでいるメンズスナップ。
今回は、MAGASEEK代表取締役 井上直也さんのおしゃれを、
パパラッチさせて頂きました。

私が好ましい、と思う(おそらく多くの女性が、そう思っていらっしゃるかもしれませんが)男性のファッションは、あくまでも「さりげない」着こなし。
なので、この日何時にスナップをするので、という事前告知をせず、
その場にいらっしゃる素敵なコーディネートされている方に、交渉をします(笑)。

ご紹介したいのは、あくまで普段の、飾らない、さりげないコーディネート。

井上さんも、イタリア製の美しいジャケットを着用され、ポケットチーフや時計――
の小物に至るまで整っているのですが、
デニムonデニムのリラックス感が前面に立ってきます。
フランクで飾らないお人柄をそのまま表しているようで、スナップをさせて頂いているときに、目の前を通り過ぎていった「就職活動中の学生」に、気軽に手を振っていらっしゃったのが印象的でした。

ブルー、ネイビートーンでまとめながら、飴色のベルトとシューズをアクセントに。
この、王道の色合わせは、私たちもすぐに真似できそうです。
ブルートーンには赤のシューズを合わせることが多かった私ですが、
今度はテラコッタ色のトッズのシューズをスタイリングしてみよう、と思いました!

大草 直子

  • ドットのタイにペイズリーのチーフ。なんだか懐かしい組み合わせだなあ、と思っていたら、ヴァンテーヌ時代、大好きだった柄合わせ♡ 例えば、グレーのニットにドット柄のスカーフ。ヘアはゆるく巻いて、ペイズリー柄のシュシュ(懐かしい! ヴァンテーヌ時代の同僚、大森は、きっと1度もシュシュをしたことがないと思います)。実は、この合わせも、メンズスタイリングから拾っていたのかもしれませんね。
  • チョコレート色のフェイスが素敵なパネライの時計。長身で細身な井上さんの手元にパネライ――というギャップに感動しました。レザーのベルトにすると、もしかしたら「まとまりすぎてしまう」ところを、スポーティで軽やか、けれど凛々しい1つにしたことで、人の視線を留める、アイキャッチになってくれるのです。
Today's pickup

「(スナップのことを)言ってくれたらサングラス持ってきたのに」と、井上さん。と、「いえいえ、そのままのほうがフレンドリーな感じで、良いと思います」。こんなやり取りが、アポなしだと生まれます(笑)。