ベビーピンクが気になるのは、
ミモレ世代の「甘好きリターン」ゆえでしょうか
色やテイストを、「甘い」「辛い」と表現したのは、
私と編集、大森が以前(けっこう以前)いた、とある雑誌でしたが。
私、自他共に認めるパンツ派、湿度の高い女性らしさが苦手なもので、
「辛口」でカジュアルな着こなしが多くなるのですが、
40代になって、それも少し形を変えつつあります。
その証に、最近の服と小物!
揃いも揃って、ベビーピンク。
文字通り、赤ちゃんのように無垢で純粋で、甘やかなピンクです。
ベビーピンク、しかもワンピース――ということはなのですが、
例えば、上の写真のようなこんなミリタリー調のリネンのシャツは、
30代選んでいたのは、間違いなくカーキでしたから。
もしくはネイビー。
匂坂担当の「大草直子、ティファニーで妄想を!」でも着ていた、
ステラ・マッカートニーの開襟シャツも、白や黒ではなくベビーピンク。
先日、思い切って購入した、フェンディのモンスターサンダルも、
ブラウン×ブルーではなく、ベビーピンクがポイントの1足を選びました。
これって……。
赤ちゃん返りならぬ、「純粋で無垢なもの」への回帰なのでしょうか。
放っておくと、年齢を重ねるとともに、迫力を積んでいくタイプの私。
気を付けないと減っていってしまうものを、服の色で取り入れているのかもしれません。
こんなふうに、最近無意識に買ってしまう色に秘められた、
「こうなりたい」という願望って、こうして自己分析してみると面白いです。
ベビーピンクには、ジュエリーやアクセサリーは、「白い光」を合わせることが多いです。赤ちゃんの肌のような色のもつ透明感を失いたくないからです。ダイヤモンドが入っていないティファニーTは、カジュアルに日常使いできるので、おすすめです。
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