みなさんからいただいた質問は50問以上。そのすべてにお答えすることは残念ながらできませんが、ご質問の多かったことを中心に2週間にわたってお答えしていきたいと思います。 

 
Q.
リビングの壁が殺風景です。何かアートを飾りたいと思っていますが、どのようなものを飾ればよいのでしょうか?
 
A.
まずは、モノクロ写真にトライしてみてください!
イタリア・ミラノで取材に行ったお宅。ここは家族のテレビコーナーです。人物の写真だけで構成しています。フレームの太さが違う額の組み合わせと、飾り方を参考に。
私の自宅でもモノクロ写真を飾っています。壁があまり多くないので、3箇所ほど額をかけられるフックを付け、季節によって掛け替えています。

モノクロ写真は、インテリアの「つなぎ役」に

「壁にどんなアートをかけるか」。白い壁のままでは寂しい、何か飾りたいという気持ち、よくわかります。それは感覚的に、空間のフォーカルポイントを求めているのだと思います。私がおすすめしたいのは、モノクロの写真を飾ること。モノクロ写真は、色がない分、抽象化されていてどんなインテリアにも合います。また、モダンな印象とアンティークな印象の両方を持っているので、さまざまなテイストのインテリアの「つなぎ役」にもなります。ギャラリーで写真を買うのはちょっとハードルが高いというのであれば、まずは自分で撮った花や子供の写真を大きくプリントして飾るのもいいですね。複数飾るときは、人物、海などテーマを決めて。写真は、必ずマッティングして額装しましょう。額は極力シンプルなものを選ぶのがコツです。

おすすめのギャラリー
六本木のIMAギャラリーは、手頃な写真からファインアートまで揃っています。写真集も豊富。カフェもあります。

おすすめの額装屋さん
新宿の世界堂に、手頃な額が揃っています。写真や絵を持っていけば、その場でマッティングも頼めます。