年齢より老けて見えるのは「顔の下半分」の衰えが原因!?口元ワークアウトで、たるんだフェイスラインを引き上げ、口角の上がった顔に!_img0
 

近ごろ、鼻と上唇の間が短い「人中短縮メイク」なるものが流行っています。鼻から唇までが長いと顔立ちがぼやけたり、老け顔の印象を与えるのだとか。キュッと引き締まった人中や口角の上がった口元は、それだけで若々しく見えるから、美人度がグンと高まります。 骨格補正メイク専門家の池田先生によるご指導 第三弾は、顔の下段を引き締める 「老け顔改善ワークアウト」です。ながらケアで気楽に顔を引き締めましょう! 


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わずか1分で完了。たるんだまぶたを“どっこいしょ!”と引き上げて、ぱっちり開く目元にリセット。40代の目元に特化した秘技で、すっぴんの自分にも自信が蘇る!?>>

加齢で鼻の下が伸び、顔がもたついて老けて見える問題。美人鼻&忘れ鼻をつくる「人中短縮メイク」の効果が凄かった!!」>>
 

 

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骨格補正メイク専門家・池田曜央子先生
元建築士としてのキャリアをヒントに、輪郭と顔パーツを数値で分析しながらそれぞれの顔立ちを好印象な美人に近づける骨格補正メイクを考案。顔の比率を描き変えながら、年齢による変化も補正するので、「加齢に対するネガティブな感情が解消される」と話題です。メイクやスキンケア講座などを通して1000名を超える女性を変身させる、新タイプのメイクアップアーティストとして活躍中。著書に『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)。


「顔が大きい」「輪郭が四角い」そんな 
お悩みは顔の下半分の衰えが原因かも! 


ほうれい線やマリオネットラインなど、口元のたるみは皆さん気になるものですよね。 最近は、“若々しさは口元の印象によって作られる”と言われるほど、顔の下段を意識したメイクが人気になっています。中でも特に注目されているのが「人中」と呼ばれる鼻の下のゾーンです。 
 
「加齢によって大きく変わるのが鼻の下の長さです。あごの骨が重力で下に落ちると口の位置が下がってしまうため、必然的に鼻の下が長くなってくるのです。すると顔全体の重心が下がってしまうため、顔立ちが間延びして老け顔の印象を与えてしまいます」と池田先生。 
 
理想的なのは笑顔のときの人中の長さ。「笑うと鼻と口の距離がキュッと短くなります。すると顔立ちが若々しく、美しい雰囲気が高まります。メイクで理想に近づけることもできますが、まずは土台となる顔の下段をエクササイズで整えることも大事です。老け顔改善のワークアウトは、大きく分けて“ほぐしストレッチ”と“口元の筋トレ”の2種類。空いた時間に簡単にできるので、ぜひトライしてみて下さい」(池田先生) 
 


まずは2種類の筋肉について場所を確認しましょう! 

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こちらが顔の筋肉になります。

側頭筋とは、頭部の側面にある筋肉。側頭筋が凝り固まると、顔の筋肉を引き上げる力が弱くなって、顔がたるみやすくなり、ほうれい線などのシワ、二重アゴを引き起こすことにも。

また、咬筋(こうきん)は歯を食いしばったときに顎の外側が硬くなる筋肉。食べ物をかみ砕くときに働き、笑ったり、話したりする際にも咬筋の動きが大きく関わっています。咬筋肥大は歯ぎしりや食いしばり癖が原因で起こり、血行不良や肩こり、エラ張り、むくみなどの原因となります。



次のページからは老け顔を改善する顔ストレッチを伝授します!