電気代が気になる夏、電力会社を変えて我が家は20%オフに_img0
 

マネーコラムニストの西山美紀です。
ついに猛暑がやってきましたね。

 

クーラーをオフにする間もないほどの、この暑さ。私はフリーランスで家にいる時間が長く、さらに現在は子どもの夏休み期間中。クーラーをつけている部屋が増え、時間も増え、いったい電気代はどうなることか……と思いますが、背に腹は代えられません。

暑さを我慢して熱中症になっては大変ですし、快適な温度は仕事のパフォーマンスを上げてくれます。何よりも涼しい温度でいれば、母子ゲンカやきょうだいゲンカも少しは減るような……。

ちなみに、少し前に我が家で電力会社をかえました。

「電力自由化」、ご存じでしょうか。2016年4月から電力会社を自由に選べるようになって、電力会社を切り替えると、今までと同じように電気を使っても安くなるケースが多々あるんです。

ただ、聞いたことはあっても切り替えた人は少ないよう。実際に新しい電力会社へ切り替えをした人は、わずか11.3%だそうです(2018年6月時点。経済産業省の資料より)。


電力会社比較サイトで、電力会社を選んでみた


電力会社を見直す際に利用したのは、「エネチェンジ」という比較サイト。

トップページから、地域や世帯人数、利用中の電力会社、契約アンペア数、現在の電気代などの情報を入れると(細かい情報を入れなくても検索できます)、節約額の大きい順に電力会社がずらっと並び、「初年度はこれくらい安くなりそうですよ」という見込み額がわかります。各社の特徴やCO2排出係数なども載っていて、選ぶ時の参考にできます。

電気をどれくらい使うか、どの時間帯でよく使うかなどによっても、どの電力会社が安くなるかは大きくことなるので、ぜひ調べてみてください。

我が家では、「東京ガス」を選びました。もっと安くなる電力会社もありましたが、電気代とガス代の請求が東京ガスに一元化されて便利だと思ったことと、電気代が数か月安くなるキャンペーンや、解約時の手数料や違約金がないところにもひかれたからです。

電力会社によっては、ギフト券がもらえるキャンペーンや、「6か月未満に解約する場合は、2160円の解約手数料がかかる」といったペナルティもあります。

「とにかく電気代を安くしたい」「自然に優しい電力会社がいい」「知っている大手の会社がいい」「再び見直すかもしれないから、解約手数料なしがいい」など、自分にとって優先したいものを基準に考えるといいと思います。

 
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