スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

 
改めて考えたい「結婚観」のこと【大草直子】_img0

おめでたいニュースが続いていますね。有名キャスターと首相候補と言われる政治家の結婚報道の時は、親しい友人たちとのグループラインが盛り上がりました。可愛らしい女優さんとロケバスさんのカップルの報道も、その業界にいるだけに、なんだか気持ちが温かく♡他にも、なんでここまでこの時期にたくさん、と不思議に思うくらい、一気にゴールインしました。素敵。人の幸そうな、嬉しそうな顔や雰囲気って、伝播しますよね。

そんなとき、三連休というのもあり、夫婦や家族で過ごすこともあったので、結婚や結婚観を、頼まれてはいませんが考えてみました(笑)。

最初の結婚は27歳で、28歳で日南子を産みました。様々な機会に見て頂く占い先生には、日南子がいなかったら、今でも世界を放浪している、と言われます。ありがとう、日南子。あなたのおかげで今があるわ(笑)。その後離婚し、今の夫と再会し再婚。子連れ再婚でしたが、全く迷いはありませんでした。最初の結婚の時は、相手にたくさんのことを求めるだけ求め、お互いにとても疲れてしまったんですね。2回目は、3つだけ、これだけは、という条件を考えようと思いました。そして、3つであれば、相手から求める条件を、努力して私も満たすようにしよう、と思ったのです。無理して叶えるようにしても意味がないので、条件、と言うよりは、これさえあれば文句は言いません。心から感謝します、みたいな感じかも。

話は逸れますが、年若い後輩から、「好きな人がなかなかできなくて」「今の彼のことは好きだけれど、結婚したいかはわからない」とよく聞きます。さらに、私が2回結婚しているからでしょう。「アドバイスが欲しい」と言われます(笑)。そんな時も言います。「3つの“これさえあえあれば”って何?」結婚されている方も、していない方も、一緒に考えてみてくださいね。たいていの人は言います。「優しい人」「器の大きい人」。でもダメなの、それじゃあ。ぼんやりしている。「誰に優しい人?」「どんな時に器の大きさが必要?」結構黙ってしまう。さあ、皆さんも考えてね。例えば「私に、より、私の両親にいつでも優しい人」や、「私が何かで失敗した時に、何も言わずに包んでくれる、器の大きさがある人」だとよくわかる。このくらい細かくないとダメだと思います。もちろんそれが、年収1000万円以上でも構わない。背の高さとかね。ただし、求めることは、相手から求め返されることもあるので、それも忘れないようにしないと。

と、こんなことをぼんやり考えていました。私の3つの「これさえあれば♡」は、こんなに長くなってしまったので、次回にしますね。
お盆休みが始まっている方もいらっしゃるのかな。素敵な「ご先祖様のお迎えを♡」

大草 直子

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3連休で御墓参りに。実家の母が作る料理を、夫も超楽しみにしています。
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御墓参りにはもちろん、家族で。外国人の夫は、日本の習慣も深く理解していて、お墓の掃除なども率先してやってくれます。死んだ後は、お骨の半分は我が家のお墓に。半分は、故郷のベネズエラに、と。こう言ったことも、フランクに子供たちに話すようにしています。

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