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【大人がすべき歯のケア】本気で“良い歯医者”を見つけませんか?

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「健康や美肌には気をつかっているのに、口の中のケアはしていない」と聞き、ドキッとされた方も多いのでは?
「歯のケアをしている人とそうでない人の差は40歳くらいを境目に顕著に表れます」と話すのは、ルネス青山デンタルクリニック院長の小林建先生。
「人生100年時代、健康を維持するためには健康な歯であることは欠かせません。そのためには、定期的に歯の検診を行うこと。そして、何でも話せる、相談できる『かかりつけの歯科医院や歯科医師』を見つけることです」。
そこで、歯科医が教えてくれる“良い歯医者の見分け方”から歯のメンテナンス・ケア法まで、知っているようで知らない、“ためになる歯の話”を教えてもらいました。


美と健康のバロメーター
自分の歯に関心を持つこと! 

小林建先生

「ファッションや美容には気を遣っているのに、口の中のケアはしていないなんて、本当にもったいない話です」と語るのはルネス青山デンタルクリニック院長の小林先生。口腔内ケアといえば、食後の歯磨き程度……という人も多いのでは? 

「口腔内環境を整えるということは健康維持だけでなく、心の在り方と深く関わりがあると言われています。そもそも、日本人は欧米人に比べ歯への関心が低く、さらにケアの意識も低いと言われています。例えば、歯並び。日本人は歯の矯正をする人口が世界的にも低いことで知られています。

この数字の持つ意味は何だろう、と考えてみたのですが、日本は『歯を見せない』文化なんですよね。記念撮影をする時、欧米人は必ず歯を見せて『ニコッ』と大口で笑うでしょ。一方、日本人は歯を見せて笑うことを滅多にしませんよね。大笑いする時も手で口元を隠す。この文化の差が一因にあると思うんです」。


笑うことって大事
歯がキレイに整っていれば、もっと良し


「“笑う門には福きたる”と言うことわざのとおり、笑うことはQOL(=Quality Of Life)において重要であると認識しています。小さなきっかけがその人の人生を大きく変えることがある。歯のケアがこんな大きな話になるの?とお思いでしょうが、『笑う』ということは人間にとって大切なことなんです。

歯科医という立場で言わせていただくと、笑顔に自信を持つための秘策は『口腔内環境を整えること』に尽きると考えています。歯並びを始め、虫歯、歯周病などの治療系、定期的な歯のメインテナンス、いわゆる予防系をしっかり行えば、自分に自信が持てるようになり、笑顔につながるんです。
これからは『はい、チーズ!』ではなく、『はい、ティース(teeth)!』の時代です。僕が目指すのは、『笑顔を作る治療と歯のメインテナンス』。これらを行えば健康にも良いですし、一石二鳥です」。

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