18帯が主役。ファッションとして楽しむ着物スタイル【モデルはまじ】

見る人を幸せにする笑顔、自然体のファッションやライフスタイルが人気のモデル・浜島直子さん。愛称、はまじ。40代になり自分なりのスタイルができあがってきた今だからこそ、“少しだけ”新しいことに挑戦します。

着物家の伊藤仁美さんが、着物はそのままに帯や小物を変える「着物着まわし」を提案してくれています。前回は大人の趣味のお出かけにおすすめの着こなしでしたが、今回は少し華やかな場にも着ていくことのできる着こなしです！
 

古典の柄にモダンな気配を忍ばせる

花十字丸文という古典的な柄ですが、チョコレートブラウンのような焦げ茶色の地に現代っぽい配色で織られた名古屋帯。前回の装いとは雰囲気が異なるファッション性の高い着こなしです。クラッチバッグや草履など、小物にもモダンな要素を加え、レセプションやファッションパーティの場に華やかさを添える装いに。着物¥75000、紬地の花十字文九寸名古屋¥185000（工芸帯地 洛風林）、帯揚げ¥11000、帯締め¥14000／千成堂着物店　草履（五分三段配色綿入刺繍はなお付）¥67000、クラッチバッグ¥40000（西村織物）／和小物 さくら　他、伊藤仁美さん私物

はまじ　この帯は、コントラストがはっきりしていて素敵です！ 前回とはずいぶん雰囲気が変わりますね。同じ着物とは思えません。

伊藤仁美さん（以下、仁美さん）　レセプションやパーティにゲストとして招かれた場合は、華やかな装いで出席すると、主催者の方にも喜んでもらえると思います。ファッションとして着物を着る場合はあまりルールに縛られず、ご自身の好みや感性で選んでください。

はまじ　現代的な雰囲気の柄にモードさを感じました。私、すごく似合ってましたよね（笑）。