スタイリストでミモレコンセプトディレクターの大草直子さんが暑い夏を涼しく過ごすため服選びとスタイリング術を提案します。

夏のきれい色はフレッシュなカラーがおすすめ


夏に着たいきれいな色。でも選び方次第では、暑苦しく見えてしまいそう……。涼しげに色を楽しむとしたら、どんな色を選ぶとよいのでしょうか?

「夏は日差しが強くなってくるので、その光をきちんと跳ね返すようなフレッシュな色が似合います。加えて清涼感も求めるなら、鮮やかな色よりはペタルな色。少しグレイッシュだったり、白が混じったような色味です。寒色じゃなく暖色系でも、ペタルな色なら夏らしさもありつつ涼しげです。

色を取り入れるなら、基本的にはボトムが簡単ですが、ペタルな色ならトップスでも大丈夫。ただしトップスで着るときは、髪はまとめましょう。黒の分量が多いと、せっかくの色が黒のせいで隠れてしまいます」

清涼感ある夏の“きれい色”。大人が着こなすときのコツとは?【大草直子】_img0
 

清涼感ある夏の“きれい色”。大人が着こなすときのコツとは?【大草直子】_img1

 

清涼感ある夏の“きれい色”。大人が着こなすときのコツとは?【大草直子】_img2

 

スカート¥18000/エストネーション(エストネーション) バッグ¥7900/ムーンバード(新宿髙島屋シーズンスタイルラボ) ピアス(右)¥65000、ピアス(左)¥48000/ヒロタカ(ヒロタカ 玉川髙島屋S・C店) ネックレス¥20000、リング(人差し指・2連)¥42000/マリハ ブレスレット¥26000/マリア ブラック(ショールーム セッション) リング(薬指)¥126000/マリハ(マリハ) カットソー/ガリャルダガランテ、サンダル/マノロ ブラニク(本人私物)

 

NAOKO'S コメント


たとえば白がたっぷり入ったピンクもおすすめしたい色。色を生かすなら、髪はまとめ、黒の分量を少なく。同じように、小物も黒以外のものでぜひコーディネートしてみてください。バッグはスカートやトップスになじむ白を。ヴィヴィッドなピンクのサンダルは、スカートとグラデーションが楽しめて、コーディネートのアクセントになってくれます。

 
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