以前、木のフックをご紹介したとき、「後ろの柄のようなものは何ですか?」という質問を頂きました。実は、それはトイレのドアの壁紙だったのですが。リノベーションのとき、トイレだけはちょっと遊んで、気に入った壁紙を張ってみました。ドアと、中の正面の壁を同じ柄にし、壁の左右は違う柄に。小さなスペースだから、思い切ったことができます。味気ない収納をつくるよりはと、アンティークの棚を付け、ここにトイレットペーパーや本を入れています。壁にはモノクロの写真を額に入れて掛けました。狭いのでできることは限られていますが、トイレも「ひとつの部屋」。少しだけ心地よく、楽しくする方法を考えてみませんか?

家が連なった柄の壁紙は、イタリアのブランド・フォルナセッティのモチーフ。個性的な壁紙は一面だけ張るのがおすすめです。アンティークの棚はネットで探しました。造作棚よりずっと安くあがりましたよ。