ヘアライターさとゆみ(佐藤友美)がチェックする、ニュースな女性たちのヘア&メイク。今回は、最終回目前! 話題沸騰の『バチェロレッテ・ジャパン』から、気になるシーンを解説します。
「今度は女が選ぶ番!」のキャッチフレーズでスタートした、『バチェラー』の男女逆転版『バチェロレッテ・ジャパン』。17人の男性が奪い合う初代バチェロレッテに選ばれたのは、才色兼備のセレブリティ、福田萌子。Amazon Prime Videoにて現在配信中。
萌子様はメンターかコーチか、はたまた神か(ネタバレあり)
ヘアライターのさとゆみです。
えっと皆様、最初に確認なのですが。『バチェロレッテ』、どこまでご覧になりました? もう全部いってます? それともこれからですか。
ごめんなさい。今回は、ネタバレありです。なので、これからバチェロレッテを見る方は、前回の記事をチェックしてくださいね(そっちはネタバレなし)。
というわけで。
私は、見ましたよ。第8話の最終話直前、大暴露トークSPまで! つまり、この時点で、男性はすでに2人に絞られています。
正直、6話目までは、萌子様の言葉の強さに対して、男性陣の「自分の言葉で語ってなさ」みたいなところばかりが気になっていた。
まあもちろん、テレビだから演出もあるだろうし、あえて情けない部分だけを切り取っていることもあるかもしれない。
でも、それにしても、メンズのほとんどが「自分の話」か「萌子さんの話」しかできなくて、そこに線を引いて「自分と萌子さんの話」を語ることができる人が少なすぎやしないか? と思っていたわけです。
なので、イキオイ、萌子さんが、男性陣のメンターなのか? コーチか? って感じに見えたわけですよね。
たとえば、初回の名シーンのひとつだった、「萌子さんに声をかけられずに、もじもじしている杉ちゃん」に、「You are special!」と声をかける萌子様。
もうこれ、完全に、子どもの小学校の先生に重なったもんね。子どもの自己肯定感は、こうやってのばしましょう。みたいなやつ。
杉ちゃんは、萌子様に背中をおされたことをきっかけに、「自分の言葉を自分らしく伝えること」に目覚めていくのだけれど、その変化が目に見えていくたびに、どんどんファンが増えていった。
結局、人って「言葉」があるかないかに、すごく敏感なんだなーって思ったよ。
他の男性陣を見渡しても、やはり、自分の言葉で会話ができる男性が輝いて見えた。
具体的には、ローズと、黄さんと、マラカイ、そして杉ちゃんです。
結果的にこの4人は最後まで残っていく4人なのだけれど、「言葉」が際立っていたから、この4人が残ることに、視聴者にも納得感があったと思うわけです。(もちろん、選ばれた人たちを魅力的に編集していったのかもしれないけれど)
萌子様のコメントは、コーチングの勉強になります
私が個人的に印象的だったのは、マラカイに本を返すシーン。
「本を表紙で判断しないで(人を外見で判断しないで)」
と言ったマラカイに対して
「私は外見で人を判断しないよ。逆に、人が見かけで決めるって、決めつけないで」
と返すシーン。
これもう、なんですかね。もう完全に、人間としてひと周り大きい感、ありありですよね。人を導く言葉の強さが、半端ない。
SNS上にも、
「新人指導の勉強になる」
「コーチングとは、まさにこれ」
「萌子様の自己啓発セミナー」
など、その導きスキルの高さに注目が集まっておりました。
折しも、今原稿を書いている今日の萌子さまインスタグラムは、
「言葉は思いやりと想像力」
という、これはもう、よく寺や教会の入り口に掲示されているアレじゃね? というありがたいお言葉がアップされておりました。
ここまでくると、もはや、神と言ってもいいのではないでしょうか。
というのが、私の6話までの感想だったのだけれど!
昨夜、7話と8話を見て、ちょっと少しまた印象が変わったんですよねー。
萌子様の意外な一面が見えた、7話と8話
6話までは、萌子様ひとり勝ちに見えたんですよ。
「バチェロレッテで、推し誰?」
「え、萌子様推し一択」
みたいな会話が、私の周りでも普通に行われていた。
……のですけれど、ね。
7話にて!
男性陣の家族が登場したわけですよ。そうなってくると、また話が変わってきて。
萌子様にがつっと食い込んで、聞きにくいことまでズバズバ聞いてくる母親の存在がね、よかった。
「彼女の言葉を聞いて不安になりました」
と言ったのはローズ君のお母様だけれど、これまで萌子さんの言葉に「?」を投げかける人って、番組において、誰もいなかったわけですよ。
このあたりから、ちょっと雲行きが変わってきて。
8話の男性陣もう一度集合ぶっちゃけトークでは、メンズたちが萌子様の言葉をからかっていた風のコメントも出てきたり、司会のナイナイ岡村さんの言葉に顔を引きつらせる萌子様も出てきたり、で。
あー、完璧に見えた萌子様も、立場が変わると、こんな感じで弱気な(?)居心地の悪そうな(?)表情をするんだなーって思って。
はじめて、場を自分でコントロールできなかった萌子様。見ちゃいけないものを見てしまったような気がして、そして「ああ、萌子様も人間なのねー」って逆に親近感わいたのは、私だけですか? どうですか。
ちなみに、このコラムでは、前回萌子様のメッシュについて熱い記事を書いたのだけれど、第7話で男性3人の家族と会うシーンの萌子様は、ちょっと髪色を落ち着けてきた気がするんですよね。
【画像】バチェロレッテ福田萌子様の華麗なヘアスタイル&アレンジ>>
第6話目までに比べて、メッシュが、全然目立ってなかった。
これは、やはり、ご自宅訪問でのご両親への好感度を考えた結果だったのでしょうか。実際にカラーリングでトーンダウンされたのでしょうか?
誰か、萌子様に近い方がいらしたら、ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
というわけで、残り2回! 『バチェロレッテ』。楽しみです。
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