バチェロレッテ福田萌子様の華麗なるヘアスタイルを徹底解説

ヘアライターさとゆみ（佐藤友美）がチェックする、ニュースな女性たちのヘア＆メイク。今週は、初代・バチェロレッテに選ばれて話題沸騰中、福田萌子さんのヘアスタイル＆ヘアアレンジを徹底解説します。

萌子様の“メッシュ” ただものではないです

ヘアライターのさとゆみです。
私のFacebookメッセンジャーのいろんなグループが、『バチェロレッテ』の話題で持ちきりでございます。

いわく
「萌子様、最高！」
「やっと、選ぶ側に共感できる」
「推しは誰？」
と、どのグループでも盛り上がりを見せております。

美貌も教養も兼ね備えた福田萌子さん。ゴージャスな衣装も素敵だし、ズバッと男性を斬り捨てるときのコメントも的確で、すでにファンも多いことと思いますが……。

そういう感じのことは、他のレビューにおまかせいたしまして！　ワタクシとしましては、みなさまがめっちゃ気になっているであろう、萌子様ヘア＆アレンジ、とくに存在感抜群の「全頭メッシュ」について徹底解説したい所存です。

いや、みんな、気になってるよね、あのメッシュ。
アムラー全盛期を彷彿とさせる感じ、ありますよね。
なぜ、あそこまでのメッシュ？　と、思っている方も多いのでは、と思う。

もちろん、好き嫌いはあると思う。派手すぎる？　って思っている人もいるかもしれない。
ただ、そういう好き嫌いは横に置いといて、ヘアライター目線で申し上げますと、あのメッシュ、ただもんじゃないです。

あのメッシュを、あの色で入れる技術。かつ、あれだけメッシュの入ったスーパーロングを美しくキープできるケア技術。
これぞ、「高い技術」×「高いメンテナンス費用」の賜物！

ゴージャスな衣装に負けていない、ゴージャスなヘアカラー。
こちらもぜひ、注目してほしいのです。

では、萌子様メッシュ、なにがすごいのか。

萌子様メッシュのすごさは、
①あの色み
②あの長さ
にあるんですよね。

まあ、聞いてほしい。
 

青系メッシュのキープはものすごく難しい

萌子様メッシュのすごいところ①

まず、あの色みが、すごい。

よーく見てもらえるとわかると思うのですが、萌子様のメッシュって、金髪ではなくて、青みがかっている。つまり、全体的に、ゴールドではなく、シルバー寄りのカラーなんですよ。ヘアカラーの色見本でいうと、アッシュ系の色みになります。

この「シルバーよりの青っぽい色」を、ヘアカラーで出すのって、めちゃくちゃ難しいんです。
デビュー当時の安室ちゃんが、シベリアンハスキーのような、シルバーヘアをしていたの、覚えています？　あのときもそうだったんですが、あの色、真似しようと思っても、なかなかみんなうまくいってなかったはず。

そう、あれ、なかなか難しい色なんですよ。

そもそもメッシュヘアというのは、メッシュを入れたい部分だけをブリーチ（脱色）し、それ以外の部分と色の差をつけることで成立する技術。
なので、萌子様ヘアも、メッシュ部分をブリーチした後、アッシュ系の青系カラーを入れているはずなのですが、この青系の色、ほんと「落ちやすい」んですよね。
すぐに色が抜けて、汚いキンキンの黄色になってしまいやすい。

だから、ずっと綺麗なシルバー系メッシュをキープできているということは、相当頻繁にカラーメンテナンスをしているだろうと予想するわけです。

スーパーロングのブリーチヘアのキープ力がすごい

萌子様メッシュのすごいところ②

さらに言うと、あの長さのロングヘアであの大量のメッシュは、すごい。
先ほど解説したように、メッシュというのは、ブリーチして入れるんですよね。萌子様の場合は、全体の３割くらいに、メッシュ入っていると思う。だから、かなり髪が傷みます。
とくに、あれくらいシルバーの青みを発色よく出そうとすると、相当、地毛の色素を抜かなきゃいけないので、ハイブリーチになるはずなんです。

にもかかわらず、萌子様の髪、綺麗。
アイロンで巻いた髪もつやつやだし、切れ毛も全然見えない。
これ、相当すごいことなんです。

あれだけのスーパーロングの場合、毛先部分は、何年モノの毛だと思います？
髪って、１ヶ月に１センチ伸びると言われているのですが、萌子様の場合、根元から毛先までで、軽く50〜60センチくらいはあると思うんです。
ということは、一番毛先の髪は、もう５年モノの髪なんですよね。
５年間、2000日近く、毎日毎日紫外線にもシャンプーの摩擦にもさらされて、荒波を乗り越えてきているのがあの長さの髪の毛先なんですよ。しかも萌子様、泳ぐし、走るし、アウトドアスポーツする人なんですよね。海で泳ぐって言っていたし。

その毛先まで、枝毛も切れ毛もなく、ちゃんと綺麗にキープできている。
ということは、相当メンテナンスされているってことなんですよねー。

ふぅ〜。
いや、技術もお金も、相当たっぷりかかってます。