1畳のスペースは簡単につくれる
寝室やリビング、キッチンの一角など、1畳分のスペースを家の中で探しましょう。
パッとスペースが思いつかなくても諦めないでください。使っていないトレーニングマシーン、引っ越し以来開けていない段ボール箱、衣替え用の衣装ケースなど、「いま使わないモノ」を動かせば、1畳は捻出できるはずです。
リビングなど、家族との共有スペース内に書斎をつくる場合は、可動式パーテーションで空間を区切るのも良いでしょう。
作業状況を可視化する
スペースを確保するのと同時に、話しかけないでほしいタイミングを可視化することも大切です。
作業中に人から話しかけられると、作業効率は大きく下がってしまいます。ご家族の立場からすれば、四六時中物音を立てたり、話しかけてはいけない状況を強いられては、生活しづらいものです。
自分の作業内容は、わかりやすく「見える化」することで、家族にも迷惑をかけず快適に過ごせます。
たとえば色画用紙などを使って、自分の作業状況を視覚的に開示する方法です。
赤色は「オンライン会議・電話中」。 掃除機や洗濯など、音の出る家事全般を避けてもらいます。開始時間があらかじめ決まっている会議は、朝の時点で家族に知らせておきましょう。
黄色は「集中したい作業中」。話しかけたりテレビを流すなど、気が散る行動は避けてもらいます。
青色はメールチェックなどの「軽めのタスク中」。この間は騒音OKとし、ご家族にもリラックスして過ごしてもらいます。物理的な色画用紙でなくとも、LINEスタンプなどで現状を共有しても良いですね。
ご家庭の住宅事情によって、個室が持てない方もいるでしょう。しかし仮に個室がなくても、個室に近い環境は再現できます。
また、狭くても個室で作業をしたいという方は、寝室のレイアウトを工夫して、1畳分でもスペースを確保できないか、検討してみましょう。なかには、ウォークインクローゼットを書斎にしている人もいます。モノを動かせば、1畳分のスペースは、きっと捻出できます!
あきらめずにチャレンジしてみてください。
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