お元気ですか？
この連載が始まってから、やっと自分の出演する舞台のお知らせができます！
こちら！！ イデビアン・クルー『義務』。
イデビアン・クルーは、井手茂太(いで・しげひろ)が振付演出を行うダンスカンパニーで、今年で結成30年！！
私は、2009年の『挑発スタア』という作品から参加させてもらっています。
井手さんは、新ヘパリーゼドリンクのCMや、星野源さんのPV （3rdアルバム 『Stranger』 収録曲 「化物」や、3枚目のシングル「夢の外へ」）などで踊っているので、見たことある方もいらっしゃるかと。
近年は、NODA・MAP、先日の松尾スズキさん作演出の「COCOON PRODUCTION2020『フリムンシスターズ』」など、数々の演劇作品の振付もしています。
さいたまゴールド・シアターの、岩松了さん作演出『薄い桃色のかたまり 』（2017年）の集団ダンスシーンは、とんでもなく素晴らしかったです！
イデビアン・クルーの創作は本当に独特です。
一挙手一投足、表情、すべてものすごく細かいところまで、井手さんが全部指示します。一人ずつ振りを付けていくので、空いているダンサーはわりと堂々と寝ていたりして、最初は本当に驚いたのですが、井手さんはそんな私たちを起こさないように声を小さくしたり、なんなら部屋半分の電気を消したりします。演劇の稽古では(他のダンスカンパニーでも)あり得ないです！
そんな和やかな(?)雰囲気の稽古場で、いちいち面白い井手さんの説明に笑っちゃいながら動いていくうちに、思いもよらない複雑さの、独特なダンスが生まれているのです。
スタッフ陣も独特な素晴らしい方々です。
照明の齋藤茂男さんは、この度、第28回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞されました！ 今回の照明も楽しみです。
そして、音楽は原摩利彦さんによる全編書き下ろしです。
上演時間はおそらく60分程度と思います。
いろいろ安心な時間です。
東京公演は、３月12～14日の3日間で、一般の方は4500円。土日の昼公演は未就学児も入場可能で1000円。3歳以下なら、保護者のお膝の上での観劇は無料！
高校生1500円、24歳以下3500円など、割引チケットもあります！
東京会場の世田谷パブリックシアターは、託児スペースも用意されています。
私も、息子が小さい頃に何度もお世話になりました。私が観劇している間、世田谷線が見える託児スペースで楽しく過ごせて、息子、大喜びでした。
きっとどなたにも楽しんでいただける作品だと思うので、是非観にいらしてください！！！
ではまた再来週に！
＜今回ご紹介した舞台＞
イデビアン・クルー『義務』
■日時： 3月12日(金)～14日(日)
■会場：世田谷パブリックシアター
■チケット料金：一般前売4500円（当日+500円）、高校生1500円（前売のみ。当日要証明書提示）。U24は3500円（要会員登録）。未就学児(13日㈯、14日㈰13時公演のみ)1000円。３歳以下なら、保護者の膝上で鑑賞される場合のみ無料。保護者1名につき1名まで。 ※託児スペース(定員あり、要予約)。2200円 (1名につき)。生後6ヶ月以上9才未満（障害のあるお子さまについてはご相談ください）。利用希望日の3日前の正午までに世田谷パブリックシアターに申し込み。
■振付・演出：井手茂太
■出演：斉藤美音子、依田朋子、宮下今日子、福島彩子、後藤海春、酒井幸菜、小山達也、中村達哉、原田悠、井手茂太
※4月9日(金)に、北九州芸術劇場 中劇場での公演あり。
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構成／神山典子
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