福田麻琴さんが「季節の変わり目に肌が揺らぐ」ことに気づけたのは、ごく最近のこと。それは「5分でいいから、毎日自分と向き合うための時間を持つようになった」からだといいます。福田さんの言葉から、自分との向き合い方と、簡単にできるからだと肌のケア方法を学びます。
福田麻琴
女性誌を中心に広告、CM、カタログ、タレントのスタイリストとして活動中の2009年にフランスへ留学。1児の母。身長161cm。mi-molletでは、フレンチ企画などで大人気。著書に、最新刊『ただ着るだけでおしゃれになるワンツーコーデ』のほか、『38歳から着たい服 本当に似合うものだけ少量持つ』『コスパのいい服』(以上すばる舎刊)、『THE FRENCH STYLE BOOK カジュアルで女性らしいパリジェンヌな着こなし』(KADOKAWA刊)がある。
instagram:@makoto087
忙しくても、自分と向き合うことはできる
からだは昔からずっと丈夫だったという福田さんが、「自分と向き合う」ことの大切さを感じるようになったのは、40を過ぎてからのこと。
「40代になって、自分のからだがいままでで一番変化していくのを感じています。肌もからだも、上辺のケアだけじゃ無理だなって。内側からちゃんとしなきゃいけないですよね。ごまかしながらやるのは、もう難しい」
そう思うようになったのには、理由がありました。
「私、滅多に病気にならないんですけど、一昨年くらいに、めずらしく一週間ほど体調を崩したことがありました。たぶん日々のメンテナンスができていなかったんだと思う。忙しさを理由に、自分のからだの声を聞かな過ぎたんです。それからは、少しは気にするようになったんですけど、今もストレスに鈍感なところがあって。だから、毎日5分でいいから『今日、ここがちょっと変だな』とか『昨日なかった吹き出物ができているな』とか、逆に『調子いいな』とか。そういうことに気づくための時間を作るように心がけています」
気負わずできる範囲でケアを
日々のケアは、どんなことをされているのでしょうか。
「一度体調を崩してからは、病気を未然に防ぐためにメディカルハーブの勉強を始めて、ハーブティーなどを生活に取り入れています。とはいえ、子育て中って本当に時間がなくて。あとは毎日10分間、YouTubeを見ながらヨガをしたり、なるべく歩くようにするなど、気軽に取り入れられることをやっています。それから、お風呂で半身浴をしながら新刊を読んだり、洗濯物を干しながら、ポッドキャストのヴィーガンの話聞いて勉強したり。とにかく『ながら』でやっていますね」
自分と向き合うようになり、肌の変化にも以前より敏感になったんだそう。
「自分を観察するようになって、肌の変化も感じられるようになりました。そうすると、自分の肌がどうやら季節の変わり目にかゆくなったり、揺らいだりしているようだぞってことに気づいて。特に冬から春にかけては、乾燥も気になります。肌が敏感に傾いているときにも使えて、しっかり潤うアイテムは、やっぱり嬉しいですね」
<福田さんの愛用コスメ>
「私、最近セラミドが気になっていたんです。あぁ、これ絶対浸透するなと思う使い心地の化粧品には、すべてセラミドが入っていて! セラミドってなんぞや?って思っていたら、この『アヤナス クリーム コンセントレート』にも発見(笑)。しかもこれ、肌にバリア膜を張ってくれるから、浸透した水分の蒸発を防ぐし、ほこりや花粉からも守ってくれるんですよね。もしかしたら、春に感じる肌のムズムズや炎症の原因のひとつは、花粉だったのかもしれません。これを使うようになって、すごく肌の調子もよくなりました」
「ボディケアもシンプルでナチュラルな肌にやさしいアイテムを使用しています。一つで何役もこなす、オイルや海泥を愛用中」
毎日忙しいミモレ世代のみなさんにとって、日々、自分と向き合う時間を持つというのは、難しく感じることかもしれません。ですが、福田さんのように「ながら」ケアや、優秀コスメのちからを借りて、自分をいたわる時間を、日々の生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先 /ディセンシアお客さまセンター
tel. 0120-714-115
撮影/花村克彦
メイク/小林亜珠[Dot+LIM]
構成・文/中田絢子
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