back numberは恋愛ドラマの切なさブースター。山Pから横浜流星、綾野剛の心情にリンク

「怪盗」も「恋ぷに」綾野剛の心情にリンク？

現在放送中のドラマ『恋はDeepに』の主題歌「怪盗」も、倫太郎（綾野剛）の心情に、かなーーーりマッチしていると思います。

本作は、海を愛する海洋学者・海音（石原さとみ）と、海中展望タワー建設に人生を懸ける倫太郎。正反対な2人は、リゾート開発を巡り運命的な出会いを果たします。初めは対立しているものの、徐々にお互いの考えを認め合い、最終的に恋に落ちる……ありがちなラブコメだと思いましたが、全然ありがちじゃなかった！

第4話、海音の口から「私、人間じゃないの」と衝撃的な事実が明かされたのです。放送開始前から、「海音には誰もがあっと驚く秘密がある」と言われていたので、予想はしていましたが、まさか本当に人間じゃないなんて……。

ドラマ公式サイトで石原さとみさんが、主題歌「怪盗」について「初めて聴いた時と、今とでは明らかに歌詞の捉え方も変わってきています」とコメントしていたのですが、まさにそうで。

サビの「ここから君を奪って 夜空を抜けて 宝石みたいな街を飛び越えて 君が想像したことないくらい 眩しい世界を見せてあげる」という部分も、｢人間じゃないの｣という告白を聞いてからだと、倫太郎の大きな覚悟のようなものが伝わってきます。海音を、「海の世界」から奪うって考えると、すごくスケールが大きくないですか？いやあ、倫太郎カッコ良すぎる……。

こうして振り返ってみると、切なくなって、カッコイイ……となり、「この作品好き！」になる。back numberが紡ぐラブソングの主題歌は、そんなループに陥らせる“魔力”があるように感じます。

ドラマは終わりが迫っていますが、海音と倫太郎のストーリーはこれからも続いていく。「怪盗」を聴いていると、そんな風に思います。やっぱり、back number×恋愛ドラマは最高！

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