美容エディターの畑中美香です。マスクライフが日常的になって、眉メイクの大切さに気づいている人も多いのではないでしょうか? かくいう私もそのひとりです。
そんな中、メイクアップアーティストのレイナさんが眉メイクに特化した著書『眉の本』(光文社)を出されました。こちらの本の構成&ライターを通じて眉メイクへの苦手意識が克服できた私が、私自身の実践例を交えつつ、全4回に分けて、どなたでも明日から真似できる美眉メソッドをご紹介したいと思います。

レイナさんは著名人へのヘアメイクのほか、個人向けレッスンなども行い、のべ10000人以上の顔を触ってきました。そんなレイナさんが辿り着いた、誰にでも当てはまる眉の描き方を記した一冊。一生ものの眉の教科書になること間違いなしです! 『眉の本』 レイナ著/光文社

今回は、リップやアイメイクを変えるみたいに、眉もその日のファッションや気分に合わせて変えられるというお話です。コンシーラーなどを使ったり、潔くカットするなどして不要な毛を消してしまえば、眉の形をチェンジするのは可能。本のなかでは、まるみ、さんかく、直線の3つのパターンで眉のチェンジ方法を紹介しています。

 

さっそくまるみ眉を実践してみました。
まるみ眉の特徴は、アーチを感じさせるフェミニン眉。優しい雰囲気や女性らしい柔らかさを表現したいときにおすすめの形です。

設計図はこんな感じ。私の眉は山がはっきりしていて角度がついているので、上の部分(黒い部分)を消すのがポイントだと思います。あとは、下側をアーチにして眉尻長めを意識します。
 

完成眉はこんな感じです。
私は面長なので眉尻を長めにするとエレガントな感じになるような気がしています。この日はジャケットをフェミニンに見せたかったので、毛流れ感というよりはカーブの線をキレイに見せるためにポマードで仕上げています。

 
使ったアイテムはこちら。iHerbで購入したelfの濃い色ポマード(中央)とデジャヴの眉マスカラ(左)を使いました。また、眉頭側の不要な毛は、アディクションのクッションファンデーション(右上)を指にとってトントン塗りして消しています。

本のなかではカットしてもいいとありますが、間違ってカットする可能性もあるので、まずはコンシーラーやファンデーションで消すのがおすすめです。 

アディクションのファンデのほか、RMKの筆ペンコンシーラーもテクスチャーが適度な硬さなので毛を消すのに最適。一番右は、アナスタシア ビバリーヒルズの眉専用ペンシルコンシーラー。こちらは廃盤のようでiHerbでももう手に入りませんが、こういうペンシルタイプのコンシーラーは硬めなので眉毛消しにぴったりだと思います。

眉メイクの基本さえ理解すれば、こうやって印象チェンジのツールにもなります。次回はビジネスシーンにおすすめな「さんかく」眉の第2弾をお届けします。

 

<書籍情報>
『眉の本』

著 メイクアップアーティスト レイナ
定価 1870円(税込)
光文社

雑誌などでモデルやタレントのメイクを手がけるほか、プロ向けの講習や個人向けのレッスンなども主宰しているメイクアップアーティスト・レイナさん。年齢やトレンドに左右されないその人らしいメイクは、文化人や政治家、経営者など各界で活躍される方からも指名を受けるほどです。そんな、レイナさん流メイクの要ともなる一冊は、まさに一生ものの、眉の教科書! 生命力あふれ、人生が変わる、そんな眉メソッドが凝縮されています。

レイナさん
メイクアップアーティスト。年齢や顔立ちに関わらず、その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、文化人からの指名も多数。完全予約制のメイクレッスンサロンを主宰するほか、プロ向けの教室や研究室など、後進の育成も積極的に行う。


第1回「私なりの「眉の設計図」があれば、眉メイクでもう迷わない!」

3回目:「眉でイメチェン!「さんかく眉」でビジネスシーンはデキる女風に
」>>


4回目:「眉でイメチェン!「シンプル白Tは直線眉でトレンド感を」」>>