ゆるいつながりの同居生活ができる人の特徴
「家族でも友達でもない人とのゆるい同居生活」に向いている人とは、どういった人でしょうか。
例えば、
・人に干渉しないで、基本、放っておける
・相手に期待しない
・無理な世話をしない
・相手にかまってもらおうとしない(自立している)
・人に気を使える。でも、気疲れはしない
・性格は大らか(少なくとも潔癖症ではない)
という人だと言えます。
例えば、相手に何か親切なことをすると、見返りを求めてしまうこともあるので、「無理な世話をしない」というのは、大事なことです。
これをやってしまうと、「せっかく、〇〇してあげたのに!」なんて、文句を言いたくなってしまいますしね。
そして、「人に気を使えるけど、気疲れしない」というのは、重要なポイントだと言えます。相手を干渉しないといっても、一緒に住んでいる以上、共用で使うところの掃除とか、お互いが快適に過ごせるような気遣いは必要となってきます。汚しっぱなしでいたら、自分は構わなくても、相手が同居しているのがイヤになってくるところはあるでしょう。
逆に、そういう気遣いはできても、その分、気疲れしてしまう人は多いもの。だから、意外と「家族でも友達でもない人との同居生活」が向いていない人は少なくないし、そういう人は、一緒に住むなら、家族やパートナー、友達など、「気を許せて、“甘えられる存在”のほうが楽」だと思うことは多いでしょう。
また、お互いに「大らかさ」はあったほうがいいもの。自分とは違う生活習慣の人と共に暮らすのは、思いのほかストレスがたまることです。「相手のここが直ってくれたら……」なんて不満を抱きながら同居するくらいなら、1人で暮らしたほうがいいものでしょう。
このように、意外とハードルの高いことですが、現代は「ゆるいつながりの人間関係」に憧れを抱く人が増えてきているというのは、なぜなのかと考えると、そこには、「現代人の多くが抱える、ある悩み事」が隠されています。それについては、次のページで紹介します。
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