私の白髪染め大失敗


過去に私がした失敗をお話しします。
仕事でしょっちゅうお会いしていた美容師さんに初めてカラーリングをしてもらったとき、世間話のように「最近ちょっと白髪が増えてきたんですよねー」と伝えたことがありました。

「黒髪にしたいわけじゃない」白髪染めで失敗しないオーダー法と染め方_img0
 

当時私は30代で、目に見える範囲に3~4本白髪を見つけた程度だったのですが、美容師さんは「じゃあ、白髪が目立たないようにしますね」と、カラーリングを勧めてくれました。私も、その美容師さんとは長いおつきあいだったので、それ以上何も言わず施術してもらいました。

ところが仕上がりを見た私は、びっくり。それまでずっと明るいブラウンの髪色で過ごしていたのですが、そのときは就職活動中の学生くらいの黒髪になってしまったのです。

「白髪が増えてきたみたいで~」という私の世間話を、美容師さんは「白髪に深刻に悩んでいる」ととらえて、しっかり隠してあげなくては! と思ってくださったんでしょうね。完全に私がコミュニケーションをサボっておりました。

白髪には「隠す」と「ぼかす」があります。自分がイメージしているのはどちらなのか。私の場合は、「黒髪にしたいわけじゃない」と伝えておけば、こういった失敗はなかったなーと痛感しました。

 


明るくする場合の注意点

「黒髪にしたいわけじゃない」白髪染めで失敗しないオーダー法と染め方_img1
 

髪を明るくして白髪をぼかしたい場合、ひとつ注意点があります。

まだ白髪の量が少ない人の場合、地毛よりもかなり明るい色にして白髪をぼかそうとすると、今度は真っ黒な地毛が生えてきたときに境目が気になります。

白髪の量が少ない人の場合は、ハイライトを多めにとって、ベースの色は今と同じくらいをキープしたほうが、目立ちにくかったりします。美容師さんに相談を。