先日、自分ではなかなか選ばないタイプの励ましのお言葉をいただき、ふと考えることがありました。人を心から励まそうとしたことのある方なら、誰もがその難しさはご存知かと思います。抱える事情も人生経験も違う相手に対して決して踏み込みすぎず、その人の頑張りを心から応援していることを伝えられたらいい。できたら頑張っていなくても好きだよ、ということも。思いは高まるのに、どんな言葉を選んだものかと途方に暮れるばかりです。同時に過去の自分の至らない言動を思い出しては「あの人にひどいことをしてしまった」「励ましたけど逆効果だったかもしれない」などと、がっくり落ち込んでは反省するのでした。
年齢を重ねてよかったことのひとつは「相手はこういう事情かもしれない」という想像のパターンを、若い頃よりずっと多く持てるようになったということ。反省の分だけ学んでいるはずだと信じて、人と向き合っていこう……と思いつつ、今日も「うーん」と頭を抱えるのでした。
今週の開運メッセージ
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