大都市を中心に、2度にわたる緊急事態宣言が発出された2021年上半期。なかなか安心と言える状況が訪れないとはいえ、ワクチン接種もやっと前へ進み始めました。ニュースなどで接種が終わった高齢者の方々を拝見するに、その笑顔の晴れやかなことといったら! 日本のみならず世界全体で、そうなる日を願ってやみません。
下半期の日々は、盛夏から秋口にかけてグッと変革の流れが起こり、秋に無駄なものを削ぎ落とすという運気の流れになっています。晩秋の頃には安定し、年末には翌年に向けたプラスの動きがあるでしょう。新型コロナウイルスに関しては8月から9月頭がカギとなり、ここで大きな波が予測されますが、そのときにはすでに収束も視野に入ってくるものと思われます。経済を含めた復活は冬であり、本格的に誰もが「良くなってきている」と感じるのは来年のことになるでしょうが、運の流れを見る限りでは悪いものではありません。
ただ、長きにわたる自粛のフラストレーションは誰もが感じているところです。加えて、感染症対策のノウハウは皆がだいたい、頭に焼き付いていることでしょう。個人の楽しみを得ながら、いかに感染せずにいるか。その綱引き状態になるのだろうなと思います。
いずれにせよ、混乱から収束へと、世の中は向かっていきます。混乱期のことをいつまでも引っ張り続けるのはよくありません。その意味では夏に大きな意識改革を、秋はそれに合わせて自分をチューニングし、12月で未来に向けた良いビジョンをしっかり描く。そんなつもりでいると、順調であろうと思います。
Comment