流行の「ワントーンコーデ」。
どうしたら人と違って見える?
今年の流行の1つ、ワントーンコーディネート。
色味を絞り、グレー、ベージュ、ネイビー、ホワイト――基本的に1色で構成する着こなしのことです。ベージュ、ホワイトはできるだけ同じ色幅で構成し、素材で緩急をつけるのがおすすめ。グレー、ネイビーは、同じグレー、ネイビーでも色味が少し違うものを差し込んで、リズムをつけるのが良いと思い
ます。
例えば、今日はグレーのワントーン。
ニットは白がたっぷり入った杢グレー。
上半身のイメージは統一したいので、巻いたストールも同じ色味。
パンツは、杢は杢でもベージュが含まれたグレーです。
(杢とは、牛肉に入ったサシのようなもの、と言えばわかりやすいでしょうか。
このサシの部分が何色かで、同じグレーでも、印象は大きく変わります。白だと明るく、ベージュだとヴィンテージの雰囲気になります。)
目を凝らさないとわからない違いですが、この少しの微差に気づくと、コーディネートはうんと楽しくなりますよ!
そして、アウター。パープルがかったグレー。あえて全く違うグレーをぽんと、入れることで、ワントーンという統一感が少し崩れるのが好きです。
20代、30代の頃は、バッグと靴を揃えたり、ジュエリーも色を統一したり。着こなしに使う色も、グレー、白、インディゴのセットか、ネイビー、グレー、白――みたいに、かなり限定していました。
40歳を超えたあたりから、調和を壊す、くずす、乱す、みたいなことが好きになりました。
おしゃれって続けていけば、こうして突然のブレイクスルーが生まれる。
だからまた、諦めずにがんばっていこう、と思うのです。
さあ、明日は何を着ようかな。
朝起きるのが辛くなってきました。起き上がってストレッチするのすら寒いので(笑)、ベッドの中で、とにかく10回大きく深呼吸します。それだけで、ベッドから出た時の身体の動きが違う気がします。
コート/ドゥロワー
ニット/ノット
パンツ/マカフィー
ストール/ファリエロ サルティ
バッグ、ブーツ/3.1 フィリップ リム
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