新しいサイクルが、ここから始まる。


2021年は五黄土星の年。九星気学では文字通り9つの星が順繰りに位置を変えながら9年を1つのサイクルとして運気の流れを作り出しているのですが、五黄土星の年は星々がホームポジションに戻る年。流れが一巡し、新たなサイクルが2022年から始まることになっています。そのために大切なのは、初心に戻り、これまでに培ったものを取捨選択して自分を整えること。過去9年のサイクルで培った良い部分はそのままに、不要なものは潔く捨て去り問題は解決する必要があります。そうすることで自分のベースが整い、これからの9年を充実させていけるんですね。

石がゴロゴロして雑草だらけの痩せた土地と、丁寧に整えられた豊かな土地、どちらが美味しい野菜ができるか。もちろん今のあなたが石ゴロゴロ、雑草ぼうぼうと申し上げたいわけではないのですが、過去9年分の出来事を振り返ったり手帳を見返したりするのはオススメです。「こういうのは、もういいかな」というものが、必ずあると思うのです。

2022年上半期は、大切なものを守る次の9年をイメージしながら、石ころを見つけてはポイ、見つけてはポイと行った感じで過ごしてみてはいかがでしょうか。いらないものは、大きなものばかりではありません。むしろ、日々気づく「小さな違和感」に敏感であることが大切です。それは自分を丁寧に扱うということであり、あなたがそうすることで他人もまたあなたを丁寧に扱ってくれるようになります。

「破壊と再生」の年でもある


五黄土星の年は、「破壊と再生」の意味合いもあります。文字面だけ見ると怖いですよね。「悪いことが起こるんですか!?」とご心配される方も多いのですが、確かに「土」の年であり、自然災害の多さは指摘されるところです。自治体のハザードマップはよく確認し、いざ災害が起きた際のシミュレーションは入念に行っておきましょう。食料や水の備蓄も大事です。
ただ、個人レベルでは「破壊と再生」は、「いい流れに乗るためのワンステップ」と考えるのが妥当でしょう。問題事が当事者同士で解決しないなら、弁護士に依頼するなど次の策をとる。やめたいと思う人間関係からは手を引く。良くないとわかっていながら惰性で続けてきた生活習慣はスパッとやめる。自分を損なうような場所にはかかわらない。そういったことはある種、今までの流れの「破壊」です。ただ、その後には淀みがなくなってスッキリした自分による「再生」が必ずついてくるのです。

逆にいえば「こういうものだから」「どうせ無理だから」などと思考停止状態にあると、より追い込まれるかたちで「強制的に破壊させられる」ようなことも。それもまた「再生」につながる道なのですが、できれば穏やかかつ自分のペースで進めたいもの。自分から動くのが、得策であろうと思いますよ。
今、あなたの胸をふさいでいる心配事はありますか。まずはそれを解消することから始めてみてもいいかもしれませんね。

 

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構成/藤本容子
【真木あかりの九星気学占い】2022年上半期 過去9年を総決算!自分の良い種を選んで伸ばすスタート年_img9