齢36歳(間もなく37歳)、今一度自分のキャリアを見つめ直す


はじめましての方、お久しぶりの方、どうも餡蜜桃子です。2020年秋に第3子を出産し、現在育児休業中。社畜の夫、キャラ強めの5歳の双子、そして神赤ちゃんだったのに1歳過ぎたら怪獣になってしまった3人目の世話を焼きながら運転免許を取ったり一家でコロナに罹ったり、てんやわんやな育休生活も残すところ3カ月となりました。

美しい写真とドタバタ育児生活レポートのギャップが魅力の餡蜜桃子さんのInstagram(@anmitsu_momoco

春からは新卒で入った広告代理店に復職する予定です。齢36歳(間もなく37歳)、仕事しかしてこなかった20代、半分以上は出産育児で休職していた30代。40代も目前となり、これ以上子どもが増える予定のない私は今一度自分のキャリアを見つめなおし、再構築していくこととなるわけです。

 

春からの生活を想像すると眩暈がします。夫はキャリアアップの果てしなきジャーニーに出ており、まだまだ当面ワンオペ必至。双子は誰に似たのか意識高い系で習い事を3つずつやっています。どれも一生懸命やっているので親としては応援したい限り。3人目は社会に出た途端、ありとあらゆる風邪の千本ノックを受けることになるでしょう。

でも幸か不幸か私は働くことが好きなんですね。“働くことが”という点がポイントです。正直、広告にはそんなに興味がありません。なのですが、様々な業種のクライアントがいて、担当するクライアントごとに全く違う世界のことが知れたり、単純に自社の風土が気に入っていたりしたことから、一度も転職を考えることなくここまでやってきました。

とはいえ40代ともなると「わぁ! この仕事ワクワクする~!」みたいな目の前の仕事とだけ向き合っていくというわけにはいかないんじゃないかと裸眼で2.0、砂漠で育ったの? というくらい目の良い私はそう遠くない40代の働き方をそのように見つめています。

まずある程度の規模の組織に属している場合、後進を育てるというミッションが課せられるでしょう。ハチャメチャだけどよく難事件を解決する刑事とかでない限り、己を律して仕事に取り組まなくては後進を正しく導くことは出来ません。子ども3人と夫以外にも誰かを育てるなんてちょっと面倒だな……と正直思います。

また管理職を目指すのか、目指さないのか。目指さない場合にも、専門性を身に着けるのか、積極的に窓際に行くのか。どういった身の振り方をしていくべきか自分で考えなくてはなりません。窓際でのんびりやりたいなぁという気持ちもありますが、5年後、10年後、子どもの手が離れたときに「もっと頑張ればよかったな……」と思う日が来るのではないか、後輩が続々と自分の上に立つ姿を見たときに自分は劣等感を抱かないのか……。

 
  • 1
  • 2