先日、まったく新しいコンセプトのアパレルブランドがデビューして話題に。その名も『Siharu(シハル)』。敬愛、親しみをこめて使う京言葉「しはる」がブランド名の由来。ということは……。こちら、京都を拠点に置いたアパレルブランドなのです。
京都というコンセプトでどのような洋服が生まれるのかが気になるところ。もしかして少し和のテイストが入っている?なんて妄想したりしながら拝見すると、意外や意外。シンプルで上質なベーシックカジュアルが揃っていました。今季のカタログをちょこっとだけご紹介しますね!
京都が拠点だからこそ生まれる、はんなりとした美しさや調和性、トレンドとの距離感も絶妙。シンプルだから手持ちの洋服とも合わせやすそうですし、なにより、流行に流されず、ずっと長く着られそうなところに惹かれます。年齢を重ねるほど、しっかりとしたコンセプト(信念)のもと、丁寧に作られた洋服をそばに置きたいと思いますよね。
コンセプトムービーや
京都女性を取り上げたコンテンツも必見!
京都の女性たちの感性や審美眼を通した、モノ、コト、コンテンツを発信するブランドということで、商品ラインナップと同時に、さまざまなコンテンツを展開しているのが特徴です。
特に素敵だと思ったのが、女優兼映画監督・脚本家の猪俣ユキさんを起用したコンセプトムービー「Siharuを纏う女たち」と、京都で生きる現代女性をクローズアップした「Kyoto」。
日本最古の蕎麦屋「本家尾張屋」に生まれ、カメラマンとして活躍しながら家業を継いだ女性、イラストレーターでありながらお寺に嫁いだ“寺庭夫人”など、自分のスタイルを持ち、人生を楽しむ女性たちが続々と登場します。芯のある京都の女性たちが着こなす『シハル』の洋服も必見ですよ!
お問い合わせ先/
Siharuカスタマーセンター tel. 050-3803-0188
榎本洋子/フリーライター。
大学卒業後、ひょんなきっかけでファッション誌のライターに。その後、ブランドのプレス、Web制作会社を経て独立。現在は、ファッション、インタビューなど、雑誌やWebで取材&執筆の日々。好きなものは、 書くこと、おしゃれ、黒、鯖、トイプードル、昼寝。