とどまることを知らない韓国ドラマブーム。当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国芸能事情を語ります。
韓国俳優というと「イケメン」というイメージが強く、何かとビジュアルに注目が集まりがち。しかし実は、渋さやワイルドさが魅力の演技派俳優も多く、王道イケメンタイプの俳優とはまた少し異なるカッコよさに痺れることも……!
今回は、渋いオーラがたまらない、二人の40代俳優を紹介します。
オトナの色気! 40手前でシンドロームを巻き起こしたソン・ソック
最初に紹介するのは、渋くてワイルド、大人の魅力たっぷりの演技派俳優、ソン・ソック。現在41歳です。
『最高の離婚』『D.P.』など数々の話題作でメインキャストを務めてきましたが、大ブレイクのきっかけとなったのは、『涙の女王』のキム・ジウォン主演『私の解放日誌』(2022)。
当作品でソン・ソックはミステリアスな“ク氏”を演じ、強烈な存在感をアピール。“ク氏”にハマる女性が続出し、韓国ではソン・ソックブームが起こったと言われています。
この時ソン・ソックは39歳。40歳手前の大ブレイクということで、遅咲き俳優としても一躍話題をさらいました。おそらく若い男性ではなかなか醸し出せないであろう、ディープでどこか退廃的なオーラ。まさに年齢を重ねれば重ねるほど味が出そうなタイプで、遅咲きの大ブレイクも納得です!
今年はドラマ『殺人者パラドックス』でチェ・ウシクと共演し、二人の演技力が話題に。本作で演じた刑事役も最高に渋かった……! ソン・ソックの魅力がたっぷり詰まった作品です。
ちなみに中学時代から長期にわたってアメリカで暮らしていたため、英語が堪能であることも知られています。ソン・ソックが英語を話している映像を見たことがありますが、流暢に英語を操る姿があまりにカッコよく、しびれました……!
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