モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
今回は、スタイリストであり、エディターでもある大草直子さんの目を通して表現されるモデルはまじから、大人の女性が目指したい“色気のある人”を紐解いていきます。
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”はまじ”は自分でいることにすとんと納得している人
すっと伸びた背筋、美しい骨格、やや華奢な肩や腕が映える白のカットソーにデニム。はまじのとっての色気が引き立つ服。カットソー¥11000/ロエフ(ザ ストア バイシー 代官山店) デニムパンツ¥25300/アッパーハイツ(ゲストリスト) ジャケット¥46200/ウーア(ウーア) バッグ¥17600/マニプリ サンダル¥29700/ヒューン(エストネーション) サングラス¥52800/アーレム(グロープスペックス エージェント) ネックレス¥528000、バングル¥2970000、リング¥781000/ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
ミモレではまじのスタイリングをするのは、今回が3度目。すごく頻繁会うわけではありませんが、彼女はきっとこれからもご縁がある方だなと感じています。
スタイリング、もしかしたら生きるうえでも私にとって、とても大事なテーマになっている“色気のある人”。これを皆さんにお伝えするときに表現してもらうとしたら……と考えたときにはまじが思い浮かびました。
“色気”というと、しどけなさや露出の多さなどをイメージされがちなのですが、色気という言葉にはもっと大きな意味があると思っています。
色=キャラクター
気=気配、雰囲気
ご自身のキャラクターがあり、その気配を纏っている人のことだと私は解釈しています。遠目にもその人だとわかるような空気感がある人。だから色気は人それぞれ。一方向でここを目指して、というものではないんですよね。
では色気のある人には、どうしたらなれるのか。ひとつ言えるのは、誰かを目指してなれるものではないということ。人の“色”はその人の中にしかありません。だから“色”のない人は、絶対にいないし、いくら外に探しても見つからないんです。
大事なのは、今の自分に満足すること。
私の目に映る彼女は、まさにそんな人。自分であることにすとんと落ちている、心地よく納得している。
自分であることはどうやっても変えられません。だから自分の素晴らしいところ、好きなところに目を向け、認めてあげる。周囲の人の聞いてみてもいいと思います。私のいいところはどこですか? と。それは内面でも外見でもいい。実は私たちは、自分の後ろ姿は意識的に鏡越しに見ようとしないと見えないように、意外にわかっていない、見えていない部分も多いものなんです。
相手から言葉が返ってきたら、それを素直に受け取ってください。褒め言葉は謙遜もせず、否定もせず、素直に受け取っていいんです。
色気とはその人自身にあるものですが、ファッションやヘアメイクの力を使って、それを際立たせたり、または新しい”色”を引き出すことができます。次回からは、その具体的な方法をはまじをモデルに提案していきますね。
ちなみに、はまじに「自分の好きなところは?」と聞いたところ「後頭部の形!」との答え。得意に語る彼女の顔のなんと美しかったこと!
【お問い合わせ先】
ウーア tel. 03-6876-9004
エストネーション tel. 0120-503-971
グローブスペックス エージェント tel. 03-5459-8326
ゲストリスト tel. 03-6869-6670
ザ ストア バイシー 代官山店 tel. 03-5459-6392
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク tel. 0120-488-712
マニプリ https://manipuri.jp/
スタイリング/大草直子
ヘア&メイク/野田智子
構成・文/幸山梨奈
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