ミモレストアの第一弾アイテムとなる「加根古工房」の山葡萄かごバッグ。バイイングディレクターであるスタイリスト福田麻琴さんがワークショップで出会ったことがきっかけとなり、今回ストアでご紹介することとなりました。ミモレストアだけの特別仕様のかごバッグは「10年、20年先だけじゃなく、30年後も確実に使っている姿が見える、大げさではなく一生もののバッグ。そしてきっと70歳を越えた私は、今よりも絶対にこの山葡萄のバッグが似合っているはずです」と福田さんが断言するほどの自信作。現在、43歳の福田麻琴さんはどんなコーディネートに山葡萄のかごバッグを合わせるのか。スタイリング術とともにバッグの魅力を紐解いていただきます。
フレンチカジュアルを自分らしく味付けしてくれる山葡萄のバッグ
「かごバッグが大好きです。好きがこうじて数年前にはワークショップでかごバッグを作ったほど。そのご縁がきっかけで、今回ミモレストアでも加根古工房のかごバッグを販売させていただくことになりました。日本の山葡萄のかごバッグというと和装に合わせるイメージがありますが、今の気分でもっともっとデイリーなコーディネートにも合わせたい、という私の希望で“三つ編み”という編み方にしてもらっています。三つ編みはバスケットと同じ編み方。そう、和のかごと洋のかご、両方の雰囲気を持ち合わせた素晴らしいバッグになっているんです。
ということで、まずはボーダーカットソーにデニムという、マイ定番フレンチカジュアルから。スクエアな山葡萄のかごバッグは、丸みのあるバスケットよりも少しかっちりとしていて落ち着いた雰囲気。カジュアルをきりっと見せてくれます。経年変化する前(変化後はこちらから!)のドライなブラウンはデニムのブルーとも本当に相性がよく、とても好みの配色です。正直、このバッグに合わないコーディネートなんてあるかな? と思うほど、何に合わせてもしっくりと来ます。かっちりとしたスクエアは”かごでハズしすぎない”大人スタイルのほどよいアクセントになってくれます」
素材やフォルム、色の美しさが際立つオールホワイトに合わせて
”今”楽しむだけでなく、10年後、20年後、30年後を想像しながら一緒に年を重ねていける山葡萄のかごバッグ。ゆっくりと、気長に、おしゃれを楽しめるのは大人の醍醐味ですよね。
ヘアメイク/久保フユミ
スタイリング/福田麻琴
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)