1977年公開のスター・ウォーズ1作目を、ぽかんと口を開けてリアルタイムで観ていた私にとって、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(7作目)の世界同時公開は、待望のビッグニュースでした。
公開初日(2015年12月18日)、必死で探した遠方の映画館で「IMAX 3D」版を鑑賞。愛用のメガネに3Dメガネを重ねたダブルメガネ状態で、号泣しながらの136分があっという間に終了しました。画質は異常にキレイだし、飛び出てくるし、サウンドも迫力満点。10年ぶりの新作、その歴史を共有できた達成感と映画の内容に食欲も失せるほどでした。もう少し人気が落ち着いたら、また観に行きたいな。
そう思っていたら、スター・ウォーズにいっさい興味のない友達から、LINEが入りました。
“海老名のスクリーン7”が凄いらしいわ!
何ソレ、初耳だけど! 調べると「イオンシネマ海老名のスクリーン7」は、THX社の厳しい音響・映像水準を最初にクリアしたとして、映画ファンには有名な場所で、東京や大阪から訪れるマニアも多いとか。しかも今回『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のために、劇場音響の第一人者が監修した“THX スペシャルサウンド版”を上映し、その混雑ぶりがニュースになっていたんです。スクリーン7のなかでも“最高の音を体感できる”とウワサのシートが空いていたある日、愛車をかっ飛ばして行ってまいりました。こちらは、情報量も多すぎず、じっくりと観ることができる「2D」版。でも、音の違いや凄さがよくわからなかったんですよね……(しょんぼり)。でも、これはこれでよかった。ブルーレイが発売されたら買おう! そう思っていた私に、別の友達がこう囁きます。
“4DX”より“MX4D”のがいろいろ凄いみたいよ!
何それ、どっちも知らないんだけど……。検索してみると、「4DX」は9種類の体感ですが、「MX4D」はそれを上回る11種類。多いほうがいいに決まってる!! さっそく関東のTOHOシネマズを検索。真ん中あたりのいい感じのシートを予約し、愛車をかっ飛ばして行ってまいりました。「3D・MX4D」の豪華版は、飛び出す映像にあわせて、シートが動き、シートの突き上げ、首元への感触、背中への感触、香り、風、水しぶき、足元への感触、地響き、突風、霧、ストロボなどなど、とにかく忙しいの。3回目でストーリーが見えている私でも、次々に繰り広げられる特殊効果にドキドキしっぱなしの136分。もう本当に満足です。あとはブルーレイで十分。そう思っていた私に、実弟がぼそっとつぶやきます。
“IMAX”の高画質映像に対応できる劇場は、
アメリカにしかないらしい……。
↓
それってマジ?
まずは検証のため、LAに行かなきゃ!
なーーんて、そんなことぐらいでアメリカに飛ぶわけもなく、ひとまず3種類の劇場で観比べたので自分的には納得しました。さて、ざっくりとまとめますと『スター・ウォーズ』的な映画を観るなら、MX4Dはおすすめです。遊園地みたいで、新感覚のエンタテインメントとして楽しめます。しかもTOHOシネマズは劇場の売店のスナックも美味しいしw でも、乗り物に酔いやすい方は慎重にされた方がよいかもです。ご参考までに!
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