先週14日、多くの王室メンバーの皆様が華やかな競馬の祭典、ロイヤルアスコットに出席される一方で、キャサリン妃はウィリアム王子と共に追悼式典に出席されました。ちょうど5年前の2017年、ロンドンの高層住宅グレンフェル・タワーで発生した大火災。未曾有の災害から5年が経った今年も、お二人は地元の人々とともに犠牲者たちへ献花、祈りを捧げられました。
その際キャサリン妃が選ばれたのは、白のワンピースという華美を抑えたシンプルなお洋服でした。しかも今回が3度目となる、お得意の着回しスタイル。
まさに今の季節にぴったりの愛用ワンピースに加え、毎度ながら賢い着回しワザを見せられたキャサリン妃。さりげないけれど、雰囲気が異なる、キャサリン妃流シンプルワンピースの着まわし3スタイルをご紹介します。
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最新の着こなしは、初お披露目の靴がポイント!
2022年6月14日、 グレンフェル・タワー火災から5周年。 白のワンピース Flippy Wiggle Dress /スザンナ パールのイヤリング Cha Cha earrings /マリアブラック スエードクラッチ Natasha clutch /エミー・ロンドン バイカラーの靴 Fab Two-Tone Pumps /アレッサンドラ・リッチ 写真:アフロ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
テーラードにパフショルダー、ウエストマークのベルトに黒のボタンがアクセントになったワンピースは、昨今キャサリン妃の主流となっているレトロムードが漂うデザインのものです。
そんなワンピースの、3度目で最新の着こなしポイントは靴!
この日キャサリン妃が履かれているのは、この日新しくお披露目された靴。生成りと黒がコンビネーションになったバックストラップのサンダルヒールです。
これまで靴といえば、プレーンなデザインが主流だったキャサリン妃にとってはかなり珍しいチョイス。とはいえクラシックテイストのデザインを選ばれていることで、このドレスはもちろん、最近のスタイルにもバッチリ合うことは間違いなし。
それもそのはず、この靴はアレッサンドラ・リッチのもの。キャサリン妃スタイルを一気にセンスアップさせたドレスが印象的なブランドで、キャサリン妃は最近よくお召しになっています。
コンビとはいっても、ベーシックカラー同士のミックスゆえに、デザインの効いた靴の中では活用しやすく、またコーデの幅も広いはず。最近の一番のお気に入りブランドによって、ついに靴にもキャサリン妃の進化が表れてきました。
ちなみに、スタイリスト目線で私が惜しい! と思ったのが、クラッチ。上半身を全て同系色でまとめていらっしゃいますが、追悼式典という公務内容を考えても、クラッチは靴と合わせた黒かダークネイビーのスエードがベターだったかも。コンビの靴がより生きて、全体も引き締まった気がします(追悼の場でなければ、軽さのあるこのままでお見事です)。
着回し初回は、黒でアクセントをつけたモノトーンの着こなし
2019年7月2日、ウィンブルドンにて。白のワンピース Flippy Wiggle Dress /スザンナ 黒のボウベルト/アレキサンダー・マックイーン バッグ/アレキサンダー・マックイーン "Wicca raffia satchel" 黒のスエード靴”Piper 85 block heel shoes” /ジャンヴィト・ロッシ サングラス/レイバン 写真:REX/アフロ
このワンピースが初めてお披露目された時のスタイルがこちらでした。
場所はウィンブルドン選手権観戦と、白がアイコンカラーであるこの場ではまさになチョイスでした。
ウエストには、黒にボウが付いたベルトをアレンジで加えられ、パンプスも黒のスエード。そしてバッグも当時には珍しかった、ワンハンドルのミニバッグ、ラフィアのコンビカラーという夏らしくデザイン性のある小物でコーディネートをされました。
アクセントに黒を使うことで、最新コーデとは印象が大きく異なりますよね。
ウエストマークにこだわりの強いキャサリン妃らしく、ベルトを中心にして小物でイメージを変える着こなしがお得意です。
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