こんにちは、エディターの昼田です。
今思えば、断捨離中にふたつの大事な「ターニングポイント」がありました。
服を買っていないのに、なぜか「おしゃれ」と褒められる“絶対法則”見つけました【ファッションエディター体験記】>>
一つは、おしゃれしなくちゃ、いいものを着なくちゃ、今っぽい格好でいなくちゃ、女らしくしなくちゃ……など「◯◯しなくちゃ」という概念が自分の中に染みついていることを発見したとき。他人様になんと思われようが「私が心地よくあることが一番大事! 」と自分にしっかり軸足を移せたことで、ストレスゼロのおしゃれを手に入れることができた。
もう一つは、大量に所持していた服に「偏り」があるのを発見したとき。私の場合は、トップスだとシャツ、ボトムスだとパンツの数が圧倒的に多かったんですよね。もしも断捨離のゴールが「◯枚に絞ること」だったなら、「同じものばかり買って……さっさと減らそう……」となっていたかもしれません。
けれど私は、これこそが「自分の強み」になると思った。なぜか買ってしまうもの、買い物に行ってもなぜか目に止まってしまうものこそが「才能の芽」かもしれない。だったら減らすことを意識せず、むしろ情熱を注ごう。“好き”をとことん深めてみようと思った。
結果、おしゃれの腕が格段に上がったのです。
詳しく説明しますね。
前回の記事に書いたように、私のワードローブには「パンツと靴」のベストセットが3体あります。普段はトップスだけ選べばいいようになっているのですが、トップスの枚数に上限を設けませんでした。シャツだけは好きなだけ持とう。その代わりあまり興味のないトップス(カットソーやブラウス、ニットなど)は、徹底的に排除しました。
そう、“好き”にフォーカスするワードローブ。
どんなに泳げない人だって、毎日クロールを泳げば、人並みあるいはそれ以上に泳げるようになる。けれども今日はクロール、明日は走り幅跳び、明後日は砲丸投げ、なんてことをしていたら「運動ができる人」になれるかもしれないけれど、いつまで経っても「クロールが上手い人」にはなれない。
それと同じなんですよ。
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