ニューヨーク在住の医師・山田悠史先生に健康にまつわる情報を質問するポッドキャスト「医者のいらないラジオ」。進行役は講談社の碓氷(うすい)&編集 新里(しんざと)。今回は、「日焼けのメリット・デメリット」についてうかがいます。

 

碓氷(うすい):今日は、私の悩みを聞いてほしいと思います。週末に子どものサッカーの付き添いをするとき、日かげで見るか、日なたで見るかをいつも悩んでいるんですよ。僕は普段オフィスワークなので、日焼けをしたいと思っています。健康の視点からは、どちらがよいか教えていただけますか?

 

山田:季節的に、ぴったりな話題ではないかと思います。ただ、日焼けの意義というのは、なかなかシンプルに語るのが難しいんですよ。ですので、今日は日焼けのよい面と悪い面を、それぞれお伝えします。

まずは、よい面ですね。日焼けは美容の敵、といわれることもあります。新里さんは、日焼けにどんなイメージがありますか?

新里(しんざと):日焼けには、ネガティブなイメージがあります。ただ、日光に直接当たると気分がよくなる、などのよい面も思い浮かびます。