マンネリしがちな冬の着こなしに、軽やかな華やぎをプラスしてくれる「スカーフ」。このたび、美しい柄バリエーションと素材へのこだわりで定評のある「マニプリ」との初コラボレーションが実現しました! 今回別注させていただいたのは、既存のスカーフを染料に浸し、全く新しい表情へと生まれ変わる“後染め”という技法で仕上げたシルクスカーフ。沢山のカラーサンプルの中からバイイングディレクターであるスタイリストの福田さんが色を選び、深い海を思わせるような、美しいインディゴカラーのスカーフが完成しました。デッドストックを用いた後染めスカーフの柄は全部で9柄! 今回は福田さんの私服スタイリング、おすすめコメントとともに、その魅力をご紹介します。
ハンサムな藍色だからいつものカジュアルにもさらっと馴染む
福田さんが“後染め”に選んだカラーは、「ブルー・ジーン」と呼ばれる深い青色。クールな寒色なのでエレガントに転びすぎず、いつものデニムカジュアルにもさらりと馴染みます。水色のワントーンコーデの首元にあしらえば、印象がきりっと引き締まり、お洒落度がグッとアップ。濃いめのカラーだから柄が悪目立ちすることもなく、スカーフ初心者にも取り入れやすい一枚となっています。
「スカーフって、ともするとコンサバ過ぎて老けて見えてしまいそう、普段使いには難しそう、と思っていませんか? でも、こちらのスカーフなら、そんな心配はご無用です(笑)! ニュアンスのある深いブルーは、デニムなどカジュアルスタイルとの相性も抜群。元々のスカーフの柄や色を活かしつつ、全体をブルーの染料で後染めしているから、柄物に抵抗のある人でも無地感覚で気軽に楽しんでいただけます。小さすぎず、大きすぎずの絶妙なサイズ感も使いやすさのポイント。シャツの首元にするっと一回結んでネクタイのように無造作に垂らすだけでカッコ良くキマりますよ!」(福田さん)
コートの胸元にふんわりと。お洒落に見えて防寒効果も
後染することで生地にヴィンテージスカーフのような柔らかな風合いが加わり、結んだり、巻いたりなどのアレンジがしやすいところも魅力。アウターのインに、スカーフを三角に二つ折りして、角が下になるように大きく“三角巻き”しても素敵です。滑らかなシルク素材が胸元に綺麗なドレープを描き、顔まわりを華やかに見せてくれます。
綺麗めなニットに、ネックレス代わりにオン
清潔感が漂う、ハイゲージニット×インディゴデニムのネイビーのワントーンコーデ。ここに鮮やかな色のスカーフを合わせると一気にフォーマル感が強くなってしまうので、同色カラーのスカーフで馴染ませてリラックスした雰囲気に。上品な佇まい&肩の凝らない軽い付け心地でお仕事シーンにもおすすめです。
スカーフ初心者さんは手持ちのバッグにつけるという手段も
顔まわりに巻くのはちょっと勇気がいる、という人は、手持ちのバッグにプラスしてみてはいかがでしょうか? シンプルなレザーバッグもぐっと華やかに見せてくれます。バッグにつけておけば、カフェなど室内で首元がちょっと寒いなという時の防寒にも一役買ってくれます。
上品な色合いで髪につけた時もシックに馴染む
一見、難しそうなスカーフのヘアアレンジも、髪色と馴染むインディゴカラーならやりすぎ感がなく、ヘルシーなムードで楽しめます。ヘアゴムでローポニーテールに結んだ後、片リボン結びにしてさらっと垂らすだけ。結び目部分をふんわりさせるとこなれた雰囲気に仕上がります。同色のデニムジャケットとの相性も抜群!
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小物の印象チェンジにも活躍!
コーディネートを引き立たせてくれる名脇役として、1枚あると通年活躍すること間違いなしの別注スカーフ。マニプリのオリジナルスカーフを一点一点、丁寧に染め上げたミモレストアだけの限定アイテムとなっています。全9柄、限られた枚数でのご用意になりますので、是非お早めにチェックしてみてください。
ヘアメイク/TOMIE
スタイリング/福田麻琴
取材・文/塚本桃子
構成/朏亜希子(編集部)