昨日から、新バージョンの販売がスタートした「ヒツキ」のかごバッグ。これまでの”アケビ✕籐”から”籐のみ”に変更になり、配色がよりなじみなすいものに。そのおかげで、甘さのあるコーディネートがお好きな方だけでなく、幅広い方に持っていただけるようになりました。ということをお伝えしたくて、今回はショートヘアとマニッシュなカジュアルが似合う、ミモレ編集部の最年少41歳の編集・坂口 彩にコーディネートを提案してもらいました!
レースよりもニットの“ほっこり感”がマニッシュのハズしにはちょうどいい
「私、かごバッグ好きなんですよ。マニッシュなカジュアルを着ていることが多いから、意外に思われるかもしれませんが、季節問わずかごバッグは持ち歩いています。荷物の多い日はだいたいかごのマルシェバッグ。今日の撮影用の私服も大きなかごバッグに入れて家から持ってきました」
実はかごバッグ好きであることを教えてくれた坂口。最初に提案してくれたのは、ダブルジャケットにレザーのパンツを合わせたスタイルです。
「きりっとしたマニッシュコーデに合わせるバッグって迷いませんか? レザーのバッグでもいいけれど、ちょっと重たいかなとも思うし、かといってカジュアルなキャンバス地のトートバッグも違和感があって……。そんなときもかごバッグの温かみがありながらも、籐の硬質な感じや素材のツヤがポイントになってくれるんですよね。そして私は断然カバーはニット派です。アンティークレースも素敵でしたが、ちょっと私のスタイルに合わせるには可憐すぎるというか。それよりニットのほっこりした感じのほうがちょうどいいハズしになってくれるんです」
ウール素材が多くなる冬コーデはニットカバーを外してシンプルなかごバッグ
次に提案してくれたのはチェスターコートにロゴスウェット、カラーキャップをポイントにしたプレッピースタイルにかごバッグを合わせた着こなし。
「本当にかごバッグって合わないスタイルがないんじゃないかと思うくらいに万能ですよね。ロゴスウェットにキャップといった、ともすると子どもっぽくなりそうなアイテムに合わせれば、うまく雰囲気を落ち着かせてくれるし。こちらのコーディネートでは、ウールのコートやニットを着ているので、素材が重ならないようにニットカバーは外しています。カバーがなくても、フォルムが特徴的だから物足りないと感じることもないですね。卵形のバッグは、写真で見たときはあまり荷物は入らなそうだなと思っていたのですが、実際に手に取ってみたら、意外にしっかり容量がある。可愛いだけのバッグではないことにも、大人には嬉しいですよね。使えるな、と実感したので、実はこの撮影のあと、すぐポチりました(笑)」
構成・文/幸山梨奈