こんにちは。週のまんなか水曜日、いかがお過ごしですか?
今日は、「人とつながる」の日にしたいと思います。

少し前のことになりますが、イラストレーターkilldiscoさんの個展を見に行ってきました。

killdiscoさんの個展「Happenstance」代官山・Lurf MUSEUMにて、2月6日まで。

大きな窓からやわらかい光の入るカフェギャラリーに飾られた作品たちは、どれも少しのんびりとした雰囲気で、眺めていると思わず「ふふふ」と笑顔になるものばかり。

「かめとパン」!ね、ふふふ、なのです。(写真撮影可)


killdiscoさんのことは、ジェーン・スーさんのご著書のイラストで知りました。白い表紙に落ち着いた赤の単色で描かれたスーさんは、メガネとカチューシャというアイコニックなアイテムだけでなく、醸し出す雰囲気がちゃんと、スーさん。可愛いなぁと気になっていました。

ジェーン・スー『ひとまず上出来』 特設サイトの背景には、表紙に使われたイラスト以外にもたくさんのスーさんがいます。


個展のテーマ「Happenstance」は偶然の巡り合わせをという意味だそう。実際、カフェでもある会場で「偶然」お茶をしていた人達が、壁に飾られた作品を見て「可愛いね」「これは何かな?」なんて会話をしていて、「巡り合わせ」からコミュニケーションが生まれているのが心地よく感じられました。

全然ちがうモノとモノだって、並べてみると偶然のたのしさがあって愉快。ケーキだったり建物だったり。


私が行った日はkilldiscoさんが在廊されていて、イベントとして似顔絵を描いていただきました。鉛筆でさささっと下書きをした後、あいまいだった輪郭をペンで捉えるようにシンプルな線を描き、ぐんぐん黒色を塗って出来上がり。インクが乾くのを待つ間、少しお喋りさせていただきました。

 

killdiscoさんの絵は白黒のものが多いことが気になっていて、伺ってみると「色をつけることでイメージが決まってしまわないようにしたい」のだそう。例えば赤い色を塗るとどうしても女の子に見えてくるし、青い色を塗ると男の子に見えてしまいがちですよね。(そう言われれば、男女どちらにも見えるようなイラストが多いかも?)

似ているかな?私はとってもお気に入りです!


色や形、いろんな要素から与えられる意味をいったん離れてみることで、あたらしい出会いや発見があるのかもしれません。白黒のわたしがこちらを見つめていて、「ねぇねぇ、これからどうする?」と楽しげに聞いてきているような気がします。なんだか自由で愉快な気持ちになってきました。


さて(久しぶりに)、本日のおやつです♪

代官山駅近くの喫茶店「FOGLIO」のアフォガード。冬こそ食べたい冷たいおやつです。上にちょこんと乗せられたコーヒー豆がなんだか可愛い。


それでは、よい1日を!

黄色いわたし。