南青山の企画展から1ヶ月も過ぎていました。
遅ればせがら、期間中のきものコーデです。

 

 

初日は爽やかで明るい色の御召で人生初の企画展、お越しくださる方々をお迎えしました。帯はデザイン画を描いたうさぎちゃんを。

 

 

この日は黒の江戸小紋、ブラックに限りなく近いミッドナイトブルーの帯で。柄は銀糸の織の濃淡だけで立体感を出したとてもシックで陰影の美しさを秘める葉実文様です。合わせる小物もモダンな雰囲気に。まずは草履。「祇園 ない藤」さんが手がける和洋問わないはきもの、「kodori」。ブラックのエナメルに、ナイロンの花緒なので、夏のデニムスタイルやロングスカートのコーディネートにも愛用しています。

 

 

ここ最近の耳元デフォルト、ピアスにイヤーカフ。普段もつけています。

 

葡萄色の三分紐に帯留を。帯の柄と帯留のバランスを考えて、どちらも少しずらしました。帯留に選んだのはゴールドの蝶。それに二年前にワークショップで作った蜻蛉玉を蝶の中に入れて二個付けしています。

 

マスク解禁を待ち侘びて、久しぶりに新調したサングラス。サイドの「T」にずっと憧れていた、念願の「トム・フォード」です。珍しい女性っぽいフォルムのデザインを選びました。これがまた禁欲的な甘さを秘めているというか……。とても満足したお買い物でした。

 

 

茶屋が辻模様の紅型小紋。古典柄は時代を超越した魅力があります。帯には柄のない無地を選んですっきりと。ちなみに奥に飾ってある帯は、デザイン画を描いた出来立てほやほやの新作です。

 

 

企画展が終わり、ようやくやってきた自分時間。早速、美術館へ出かけました。

 

 

帯揚げには普段使っているシルクスカーフを。

 

お気に入りのカフェでカプチーノを飲んで、美しい絵画に癒された一日。心の栄養も満タンです!

 

とてもいい1日でした。

次は4月に開催される代官山展。今は準備と、原稿の締め切りと新作の制作、お客さまからご依頼いただいているお仕立てなどのご案内などをしています。

目の前のお客様に心を尽くす。

常にこの言葉を胸に、忘れることなく過ごしたいと思っています。

少し体調を崩しがちなので、体力をつけて乗り切ります(いや、その前にボケ〜っとしがちなのでTo Do Listを作っておかないと)!