新たに「ブラックスキニー」を偏愛

英国王室の公務で初めて「デニム」をはいたキャサリン妃。結婚する前と後で変わった、デニム選びとコーデ_img4
2016年10月1日、カナダを公式訪問中、ヴィクトリア・ハーバーにて。ジャケット/トロイロンドン スキニー/不明 スニーカー/スペルガ 写真:Splash/アフロ
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同日 ヴィクトリアの施設を訪問。 ジャケット/ザラ スキニー/不明 靴/J クルー 写真:Shutterstock/アフロ

ブルーが主だったスキニーに黒が加わり、シックで落ち着きのあるスタイルへと進化しました。これまでにも何度かご紹介している、ザラの白ジャケットにも黒のスキニーを合わされているほか、このようにアウトドアジャケットにも黒を合わせたことで、一気にモダンでスタイリッシュに一変。また、白のスニーカーとの相性も抜群ですね。

これがもしブルーだったら、と想像してみると、全身カジュアル過ぎて、おしゃれ感は勿論公務にも不向きだった可能性もありでしょう。

股上も浅めではなく、ミディアムになり、ベルト無しで動いても安心で安定感のある深さのものになりました。大好きなスキニーを品よくモード感もプラスと、ブルーよりも活躍の幅が広がった黒のスキニーです。

 

ブルー系も健在、でもアウトドアスタイルへ移行

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2021年4月27日、英国・ダラムのコミュニティーセンターを訪問。 ジャケット/バブアー ブーツ/シー バイ クロエ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

では、ブルー系のスキニーはどうなったかというと……スポーツ関連やアウトドアのシーンで、登場しています。例えば、この時のように、ネイビーの薄手ダウンジャケットとブラウンのブーツと合わせ、色はシックで、形もシンプルな、いわゆるスマートカジュアルなスタイルとして、着こなされています。

デニムのブルーと、合わせるものの色をコントラストをつけずになじませると、大人っぽいカジュアルコーデが完成します。

お次は、これまでになかった、新たなデニムがお披露目!