4月9日、ウィンザー城聖ジョージズ礼拝堂にロイヤルファミリーの皆様が勢揃いしました。エリザベス2世逝去後、初のイースターサンデーで、チャールズ国王を筆頭に初めてのイースター礼拝が行われました。中でもやはり、最も注目を集めたのはウェールズ公爵家。なぜなら期待されていたルイ王子が、初めて同行されたんです。

リアクションが豊かで、見る者を惹きつけて止まない愛くるしさいっぱいの末っ子王子ですが、この日はとってもお行儀が良かっただけでなく、なんとジャケット&タイ着用姿を披露です!
今月末で早5歳となられるルイ王子ですが、もうフォーマルなファッション!!! と驚きつつ、その可愛さ、凛々しさに感動を覚えた次第です。

そういえば、兄ジョージ王子のジャケットデビューはいつだった? タイの着用は? ウェールズ公爵家のお子様達のこの日のファッションとともに、改めて英国王室のプリンス・プリンセススタイルを振り返ってみました。もとを辿って、父ウィリアム皇太子やエリザベス2世のお子様時代にも遡ってみました。

ちっちゃなプリンス・プリンセスのフォーマル・スタイルは、とにかく可愛い、そして美しい! ご覧ください!
 

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ウェールズ公爵家のイースター・ファッションは、ブルーでリンク・コーデ

キャサリン妃の末っ子、ルイ王子の初ジャケット&タイ姿がかわいすぎる!【プリンス、プリンセスのフォーマルファッション解説】_img0
2023年4月9日、ウィンザー城聖ジョージ礼拝堂でのイースター礼拝に出席。 ドレスコート/キャサリン・ウォーカー 帽子/ロック&コー クラッチ/エミーロンドン 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

礼拝堂までの道を、長男ジョージ王子を先頭に、妹弟はそれぞれご両親と手を繋ぎながら、ご一家で仲良く歩かれていたウェールズ公爵家の皆様。ファミリーカラーのブルーで、爽やかにリンクさせたファッションも印象的でした。

キャサリン妃の鮮やかなロイヤルブルーのドレスコートは、昨年3月に初お披露目されたキャサリン・ウォーカーのもので、そちらを着回されていらっしゃいます。実はキャサリン妃、このイースター礼拝の時など、外交的な意味を必要としない場では着回しをされることが多いんです。さすが、堅実で着回し上手な皇太子妃。

同色のお帽子はロック&コーの新品ですが、実は色違いのグリーンをお持ちになっていて、これは2色目。またまたお得意の、“気に入った物は大人買い”が発揮された形に。クラッチと靴は、長らくご愛用の定番型を着回しです。

靴をのぞいたワントーンコーデは、昨今すっかりキャサリン妃の鉄板ロイヤルスタイルとなりました。

そしてお待ちかね、この日礼拝デビューを果たされた、ルイ王子のファッションにフォーカスです!
 

ルイ王子(今月5歳に)ジャケット+タイスタイルで公の場デビュー

キャサリン妃の末っ子、ルイ王子の初ジャケット&タイ姿がかわいすぎる!【プリンス、プリンセスのフォーマルファッション解説】_img1
ショートパンツ/レイチェル・ライリー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

この日最も驚き、感動したのがルイ王子のファッション!
ネイビーのジャケットにチェックのシャツ、そして、タイもきっちりお着けになっていたんです。
しかも、見えにくいですが実はこのタイ、自転車柄なんです。きっと王子がお好きなのでしょうが、ネイビーのベースにピンクの柄だなんて、キュート過ぎです。

ちなみに、現在兄姉とご一緒に、バークシャー州のランブルック校に通学されているルイ王子ですが、プレ・プレップの段階では、ユニフォームの中にまだジャケットやタイは入っていない模様。よって、このタイは完全にプライベート用で、キャサリン妃が選ばれたと思われます。

ボトムが綺麗なパウダーブルーというのもプリンスらしく、またルイ王子らしいスタイルですね。わんぱくでお茶目な末っ子は、カラーのお洋服がとってもお似合いです。

実はボトムにはショートパンツ、というのもロイヤル・キッズの皆様の定番。現に、兄ジョージ王子やウィリアム皇太子も、ベイビーの頃からずっとショートパンツを着用されていました。

では、一体いつまでショートパンツを愛用されるのか? その答えは、お兄ちゃまで検証です。
 

ジョージ王子、公の場でのジャケットデビューは6歳

キャサリン妃の末っ子、ルイ王子の初ジャケット&タイ姿がかわいすぎる!【プリンス、プリンセスのフォーマルファッション解説】_img2
2019年12月25日、サンドリンガムにて、クリスマス礼拝に出席。写真:Splash/アフロ

ルイ王子のように、ずっと公の場ではショートパンツをお履きになっていたジョージ王子でしたが、この年からフルレングスのパンツに変わりました。そしてジャケットも着用と、この時も驚き、その成長ぶりに感動したことを覚えています。

ネイビーのシングルジャケットに、ブルーのシャツとネイビーのニット。ネイビーのコットンパンツを合わされ、この頃からウィリアム皇太子とそっくりのスタイルが話題にもなりました。親子代々、王位継承者のプリンスのスタイルが受け継がれ、守られています。

当時通われていたトーマス・バタシー 校では、イヤー2(4歳〜)から、制服の中にジャケットやスクール・タイがあったため、その実王子も学校では着用されていたと思われますが、公の場では、ジャケットも長パンツも、この時が初めてでした。
 

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